HOME > 新着ニュース

新着ニュース

SAMI 2018 開催

[ 2018/07/31 ]




 Advanced Medical Imaging研究会(SAMI)が、7月28日(土)~29日(日)東京コンベンションホールで開催された。第3回目を迎えた今回の当番会長は、立石宇貴秀氏(東京医科歯科大学医学部 放射線診断科)が務めた。

%E7%AB%8B%E7%9F%B3%E4%BC%9A%E9%95%B7_SAMI2018.JPG


 本研究会は全領域の最先端の画像研究および画像機器・薬剤の進歩の情報を共有することにより、画像診断に関する知識を幅広く身につけることを目的としている。最新の知識を広く理解することに主眼をおいた新しいタイプの研究会であり、その3本の柱は、
1)『各領域の進歩』と『機器・デバイスの進歩』セッションを通して、画像診断のup to dateを俯瞰
2)30分枠の「特別講演」「招請講演」「会長講演」
3)日本から発信された最新論文の紹介
である。


 『機器・デバイスの進歩』は、2日間のランチョンセミナー、サテライトセミナーで、各企業が最新情報のアピールを行った。また、企業展示ブースが設けられ、複数のAIベンチャー企業も出展するなど活気があった。

SAMI2018_%E6%A9%9F%E5%99%A8%E5%B1%95%E7%A4%BA.jpg


 特別講演は先進的な研究が当てられるが、「標的アイソトープ治療-現状と展望」と題して放射線医学総合研究所の東達也氏が新規内用療法について話された。
 招請講演は、永年画像研究に携わられた京都大学名誉教授の小西淳二氏が「日本におけるTheranostics:過去・現在・未来」について ”先人からの提言“ を語った。
 会長講演は当番会長の専門領域について講演で、立石宇貴秀氏は「画像診断・核医学分野の課題:PSMAを一例に」をで核医学の進歩と今後について講演された。

 『日本発の論文紹介』は、原著論文は7題の口演発表が行われ、総説論文は抄録に掲載された。いずれも公募から選定したもので、日本人の業績をお互い知り、価値を高めて世界に発信していく一つの契機になるだろう。
 非常に興味深かったのは、人工知能セッション「放射線科医も気軽にdeep learningを使ってみよう」であった。演者の橋本正弘氏(慶應義塾大学医学部放射線科学)は、deep learningのプログラミングの書かれた用紙を配布し、解説をはじめた。無料提供されているGoogle Colaboratoryを使って開発ができるとのこと。AIが何かわからないなら、まず触ってみようではないかと。演者曰く「百聞は一見に如かず、百見は体験に如かず」。


  第4回となるSAMI2019は、2019年7月27日(土)~28日(日)に「ホテルエルセラール大阪」で開催予定である。当番会長は奈良県立医科大学の平井都始子氏。