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島津製作所、本社・三条工場内「メディカルセンター」をリニューアル

[ 2017/10/02 ]


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島津製作所は、本社・三条工場内の医療関連装置ショールーム 「メディカルセンター」 をリニューアルした。
「メディカルセンター」は、2008年のオープン以来、医療従事者を中心に年間約4,000人の来訪者を迎えており、
国内外の製品使用者や、学会などの業界団体との関係強化や深耕を図っていきたいとしている。
今回のリニューアルでは、明るく 開放的な空間を意識し、臨床科別・分野別のわかりやすいレイアウトに変更するとともに映像による説明を強化している。

特に目を引いたのが、新設の 「BREAST CARE (ブレスト ケア) 」 コーナーである。乳がん検診を支援する最新のマンモグラフィ装置や、圧迫による痛みをともなうことなくこれまでにない感度と高精細な画像の取得を実現した乳がん検査を支援する乳房専用PET装置 「Elmammo Avant Class (エルマンモ アヴァン クラス ) 」 、リンパ管を “見える化” して乳がんの転移診断を支援する近赤外光カメラシステム「LIGHTVISION (ライトビジョン ) 」 などを展示している。



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乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける同社のピンクリボン活動が紹介されていた。
ちなみに、10月1日から同社の社屋がピンク色にライトアップされている。



<その他展示製品>
◆X線TVシステム
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      FPD搭載『SONIAL VISION G4』

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      可搬型FPD搭載『FLEXAVISION F3』



◆血管撮影システム
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      『Trinias Mix』



◆外科用X線TVシステム
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      『OPESCOPE ACTENO』



◆回診用システム(FPD搭載)
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      『MobileDaRt Evolution』



 この他、同社が得意とする画像診断装置だけでなく、グループ会社・島津エス・ディーの『再来受付システム』や
『バイタルデータターミナル』なども設置している。
 また、今後は、高速液体クロマトグラフィ分析装置などによる新生児マススクリーニングや血中の薬物動態モニタリングに関する展示の拡充を計画するなど、ヘルスケア関連事業の情報発信力をグループとしてさらに高めていくようだ。

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 「メディカルセンター」が入所する研修センターの2階には、分析計測機器を中心に分野・業界別の展示を行うショールーム 「Science Plaza (サイエンス プラザ) 」 が入所している。同社の主要製品がどのように活用されているかが理解できる。



【メディカルセンターの概要】
場  所 : 本社・三条工場(京都市中京区西ノ京桑原町1)
        研修センター1階
面  積 : 約460m2

主な展示品: X線TVシステム、血管撮影システム、一般撮影システム、回診用X線撮影装置、 外科用X線TV装置、マンモグラフィ装置、乳房専用PET装置、 放射線治療装置用動体追跡システム、近赤外光カメラシステム、電子カルテシステム、 再来受付システム、診療費支払機、バイタルデータターミナルなど



<番外編:島津の森>
 研修センターの南西には、「島津の森」 が広がっている。その広さにまづ驚いた。2014年6月に同社は、本社社屋建て替えたが、その際に敷地内の緑化をさらに推進し、生物多様性の保全・育成や在来種の自然植生などをコンセプトに、本社工場内に敷地面積約 8,000m2 にも及ぶ 「島津の森」 を整備し、同年12月に完成している。

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 この 「島津の森」 は、生物多様性の保全・回復への取り組みを客観的に評価して認証する制度である 「ハビタット評価認証 (JHEP認証) 」 において、翌2015年5月に京都府で初めて最高ランクである AAA評価を取得している。製造企業における西日本に立地した事業所としてJHEP 認証を取得するのは同社が初。

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 「島津の森」 の造成には、工場で廃棄される木製パレットなどの木材を炭にして土壌改良剤として利用しているほか、構内の雑草や落ち葉から作った腐葉土を肥料として使用するなど社内の廃棄物を再資源化して活用しており、京都市の気候に合ったスダジイやアラカシなどの高木を中心に、モチノキやソヨゴ、ツワブキ、フッキソウなど在来の植物を植栽している。ちなみに、この森の設計は、僧侶の手によると聞いて、また驚いた。
 確かに、多くの野鳥が訪れており、野生生物を市街地に回帰させる生物多様性に配慮した環境資源の育成の取り組みを評価したい。


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<問い合わせ先>
 株式会社 島津製作所
 医用機器事業部 グローバルマーケティング部 販売促進グループ
 TEL:075-823-1271