HOME > 新着ニュース

新着ニュース

島津製作所、乳房専用PET装置『Elmammo Avant Class』を発売

[ 2017/09/04 ]


株式会社島津製作所は、検査にともなう負担が少なく、精度の高い乳がん検査を支援する乳房専用PET装置『Elmammo Avant Class(エルマンモ アヴァン クラス)』を本日発売した。

%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A22.jpg
乳房専用PET装置『Elmammo Avant Class』(左)と検査時のイメージ(右)


本製品は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による委託業務の成果をもとに同社が2014年に製品化した乳房専用PET装置『Elmammo』の後継機。
被検者は装置の上でうつ伏せになり、検出器ホールに片側ずつ乳房を入れるだけで検査を受けられるので、マンモグラフィ検査のような乳房の圧迫による痛みはない。また、全身PET装置では取得が難しい診断情報が得られるため、乳がん診療における有用性の広がりも期待されている。
「Elmammo Avant Class」は、「Elmammo」の特長である高い感度と全身PET装置の約2倍の解像度はそのままに、寝台上面と検出器間の距離を可能な限り短くして、胸壁部分に生じやすいブラインドエリアを縮小したほか、寝台の形状変更によってさらなる心地よさを追求した。また、国内におけるさらなる普及を目指し、過去の症例を見直して検出器の構造も最適化を図り、導入コストを低減した。


%E9%AB%98%E6%A9%8B%E3%81%95%E3%82%93.jpg
Elmammo Avant Classの発表を行う高橋宗尊氏



■Elmammo Avant Classの特長
1. 被検者の負担が少ない快適な検査
 検出器ホールに片側ずつ乳房を入れ、片胸5分~7分、ポジショニングを含めて15分前後で両胸の検査が完了。乳房を圧迫しないので検査にともなう痛みはない。また、被検者がうつ伏せの姿勢をとりやすいよう顔を乗せる部分のくぼみをさらに深くしたことで、首への負担が少ない楽な姿勢で検査を受けていただける。


2. ブラインドエリアを縮小するとともに検出視野全体を最適化
 従来の「Elmammo」よりも検出器を上部に配置したことに加え、検出器ホール周辺形状の見直しや薄型クッションの採用などを通じ、寝台上面と検出器間の距離を18mm短縮した。検出器ホール深くに胸を入れやすくしたことで、胸壁部分のブラインドエリアを縮小した。また、これまでの症例を精査し、検出器構造についても最適化した。


3. データ収集・処理コンピュータの統合
 これまで独立していたデータ収集用コンピュータとデータ処理コンピュータを統合し、省スペースな1コンソール化を実現した。また、操作性を向上させるためにユーザ・インタフェイスを刷新し、ネットワーク・セキュリティの強化も図った。

※「Elmammo Avant Class」による乳房用ポジトロン断層撮影は、全身PET検査と併せて同日に行った場合に限り保険給付される。


名称:乳房専用PET装置「Elmammo Avant Class(エルマンモ アヴァン クラス)」
価格:3億5千万円~(税別、システム構成により異なる)

【製造販売承認番号】(医療用)
22600BZX00008000 核医学診断用ポジトロンCT装置[乳房専用PET装置 Elmammo]



株式会社島津製作所
TEL:075-823-1110
http://www.shimadzu.co.jp/