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第一医科株式会社、眼球運動検査装置用プログラム「yVOG」を発売

[ 2017/04/04 ]


さる4月4日(火)第一医科(株)は、医工連携により実現した耳鼻咽喉科領域で初めて認証されたプログラム医療機器である眼球運動検査装置用プログラム 「yVOG」 の発売にともない、都内会場にて医工連携セミナーを開催した。

「yVOG」は、山口県の「やまぐち産業戦略研究開発等補助金」採択事業として、山口県産業技術センターのサポートにより、山口大学、画像処理技術を専門とする株式会社YOODS、医療機器製造販売のノウハウをもつ第一医科(株)が共同で開発に取り組み、製品化したものである。

2014年の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)の改正により、従来はPC等のハードウェアを含んだ構成での認められていた、診断・治療等を目的とするプログラムが、単体で医療機器として取り扱われるようになった。

「yVOG」 は改正法の施行以降、耳鼻咽喉科領域で初めて認証されたプログラム機器であり、また、回旋性眼振を記録できる、国内唯一のプログラム医療機器となる。
眼球運動検査装置は、めまい内耳機能、平衡機能の検査に用いられる。本製品の導入により、眼球運動検査装置から得られる、映像記録等の情報処理を行うことが可能となる。画像解析による、眼球運動、眼振運動の水平、垂直、回旋角度の取得や、経時的変化のグラフ表示、患者ごとのデータ管理や診断レポートの出力を行うことができ、よりスムーズな診療が可能となる。また「yVOG」 を用いることにより脳外科、神経内科、救急外科での活用も期待できる。

「yVOG」は使い勝手にもこだわった作りとなっており、各種アイコンで直感的に使いたい機能がわかるようデザインされている。また、解析の準備段階で行う虹彩部分の指定、処理範囲の指定という校正作業も非常に容易に行うことができる。本機能は特許出願中である。

本製品の販売価格は100万円前後を予定しているとのこと。また、医工連携を進める3者は、高速(200fps)、高解像度(130万画素)、全画素同時グローバルシャッタを採用し、軽量な次世代フレンチェル眼鏡を、本年7月の発売をめどに開発を行っている。
「yVOG」解析画面
「yVOG」解析画面

デモ風景
解析デモを行う山口大学の橋本誠氏