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島津製作所、放射線治療装置用動体追跡システム「SyncTraX FX4 version」を発売

[ 2017/04/18 ]


株式会社島津製作所は、がんの放射線治療におけるピンポイントな照射をサポートする放射線治療装置用動体追跡システムの機能を強化し、放射線治療時の位置決めオプションの追加も可能にした「SyncTraX FX4 version(シンクトラックス エフエックスフォー バージョン)」を4月12日に発売した。


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放射線治療装置用動体追跡システムは、呼吸等によって体内で静止しない肺や肝臓などの部位に放射線治療を施す際に、正常組織への放射線照射を避け、がん組織のみにピンポイントで照射できるようリアルタイムで患部の位置を捉えるシステムで、放射線治療装置と組み合わせて使用するものである。本システムが放射線治療装置と連動し、最適なタイミングで放射線を照射させるようにコントロールすることで、がん組織のみに効率良く放射線を照射でき、正常組織への線量を大幅に低減できる。

同社の従来システムは2式のX線管とカラーイメージインテンシファイアを使用していたのに対し、新システムは4式のX線管とフラットパネルディテクタ(FPD)を採用したことで、高精細な画像の取得や観察視野の拡大を実現した。加えて、4式のX線管とFPDを生かした治療位置決め(IGRT)オプション「Smart Aligner(スマート アライナー)」を追加することで、動体追跡治療とIGRT機能の双方をサポートする。

同社は、病気の早期検査、診断、治療、予後管理など、ヘルスケア分野に対するトータルな取り組みを推進しており、「SyncTraX FX4 version」は治療領域への貢献を目指している。


<主な特長>
①4式のX線管とFPDによる観察視野の拡大と高精細画像の取得
従来システムは2式のX線管とカラーイメージインテンシファイアを採用していたのに対し、本システムは4式のX線管とFPDを採用。FPDによって歪みのない高精細な画像の取得が可能になり、観察視野も約1.5倍に拡大。体内で動く金マーカを最大3個まで追跡でき、患部の位置を高精度に把握できる。

②機能の自動化によるスムーズな治療サポート
4式のX線管とFPDから最適な組み合わせとなる2式をシステムが自動で選択するため、放射線治療装置のガントリヘッド(照射口部)の角度を気にせずに金マーカの透視方向を決定できる。また、使用した透視条件を読み込んで記憶する機能や、放射線治療装置の停止に合わせてシステムの透視を自動停止する機能などを備えており、効率的な放射線治療をサポートする。

③IGRT支援機能(オプション)により、さらに高精度な放射線照射を実現
本システムには、治療位置決めをサポートするIGRT(画像誘導放射線治療)支援機能「Smart Aligner」を追加できる。治療計画時に撮影したCT画像を元にした再構成撮影画像(DRR像)と本システムによって取得したX線撮影画像を比較し、患部の位置のずれ量を治療装置に送信することで、正確な患者の位置決めが可能となる。


【お問い合わせ】
株式会社島津製作所
TEL:075-823-1110
http://www.shimadzu.co.jp/