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早稲田エルダリーヘルスとGEヘルスケア・ジャパン、高齢者の歩行リハビリの成果を可視化する測定システム『AYUMI EYE』のデイサービス現場での活用を発表

[ 2016/02/24 ]

株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(以下、早稲田エルダリー)とGEヘルスケア・ジャパン株式会社は2月22日(月)に開催された共同記者発表会「超高齢社会のニーズにこたえるソリューションを現場から」にて、GEヘルスケア・ジャパンが開発した歩行評価システム『AYUMI EYE(アユミ アイ)』*1のデイサービス現場での活用を発表した。

高齢者の健康をサポートする早稲田エルダリーは、早稲田大学エルダリー・ヘルス研究所の協力を得て開発した介護予防プログラムをリハビリテーションやトレーニングに提供しており、プログラム利用者のリハビリの成果を迅速に評価する客観的なスコアリングシステムの必要性を考えてきた。歩行データを簡便に測定し、解析することを可能にするGEヘルスケア・ジャパンの歩行評価システム『AYUMI EYE』は、そのニーズに合致したため、今回早稲田エルダリーが提供するデイサービス「早稲田イーライフ」の現場への導入に至った。現在、同事業団の11箇所の施設での活用が進められており、今後、全国100箇所の施設での実用化を展開していく予定。

『AYUMI EYE』は、多くの人が自分らしく歩ける社会を目指して開発。利用者の歩行データから歩行の重要な要素である「推進力」、「バランス」、「リズム」を解析し、点数化することで利用者もケアマネージャーも歩行リハビリの評価をすぐに把握でき、測定後のアドバイスやトレーニングプログラム検討の際に活用できる。また、歩行データのスコアリングや過去の歩行データとの比較システムは、リハビリの成果をしっかり確認できるのみならず、利用者のモチベーションにもつながり、継続的な運動習慣を支援することも可能。シニアライフにおける「歩き」の重要性について早稲田大学エルダリー・ヘルス研究所招聘研究員の荒木邦子先生は、「歩くことは生活に欠かせない動作です。たとえば、歩く時の左右のバランスの不均衡は将来の関節疾患につながると言われています。また、左右のバランスと転倒リスクとの関わりの研究も進んでいます。高齢者にとって姿勢とトレーニングは非常に重要で、AYUMI EYEをトレーニングに導入することにより、利用者が自身の歩行動作を“意識”することができるようになります。さらに日常生活でも自身の動作意識を持てる可能性も出てくると考えられます」と、その有用性を述べている。

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荒木邦子先生(早稲田大学エルダリー・ヘルス研究所招聘研究員)


さらに早稲田イーライフのトレーニングプログラムでは、利用者の歩行データから課題を抽出し、適切な介護予防プログラムを提供できるよう『AYUMI EYE』とのさらなる活用連携も実施していくとしている。

『AYUMI EYE』の導入について、早稲田エルダリー代表取締役社長の筒井祐智氏は次のように語っている。「『“脱”介護』、『いつまでも自分の足で歩く』ことを目指している中で、早稲田イーライフではAYUMI EYEを今後の新たなアプローチと考えています。AYUMI EYEの導入により、身体機能測定に係る工数を10分の1に削減することにも成功しており、利用者のモチベーション向上にも貢献しています」。

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筒井祐智氏(早稲田エルダリー代表取締役社長)


また、GEヘルスケア・ジャパン チーフ・マーケティング・オフィサーの伊藤久美氏は、「GEヘルスケア・ジャパンは日本の超高齢社会の課題を解決するため、『Silver to Gold』戦略*2を推進しており、AYUMI EYEはGEヘルスケア・ジャパンが開発した高齢者をはじめとする病院内・病院外のリハビリテーションを支援するソリューションの1つに当たります。AYUMI EYEを活用することで日本の超高齢社会をもっとよりよい社会にすることを目指していきます」と、述べた。

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伊藤久美氏(GEヘルスケア・ジャパン チーフ・マーケティング・オフィサー)


テクノロジーを導入した機能訓練型の新しい介護予防プログラムの展開を目指し、シニアの健康をサポートする早稲田エルダリーと、超高齢社会の日本で医療ソリューションの提供を目指すGEヘルスケア・ジャパンは、元気であることは「自分の足で歩けること」と考えている。『AYUMI EYE』の高齢者のリハビリおよびトレーニング現場への導入により、日本の高齢者の元気なシニアライフの実現に貢献したいとしている。

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歩行測定のデモ:第3腰椎に装着したAYUMI EYEからデータが送信される。

*1:『AYUMI EYE』はバイタルコネクト社のウェアラブルセンサ技術を採用している。
*2:Silver to Gold(シルバー・トゥ・ゴールド)は、GEの世界戦略『ヘルシーマジネーション』にもとづき、国内で展開している中長期戦略。世界に先駆けて日本が迎えた超高齢社会を踏まえ、高齢化に伴う課題を解決するソリューションを総合的に開発・提供することで、高齢世代(シルバー)の生活の質(QOL)を高め、幸せな輝かしい人生(ゴールド)を送れるようにしようというもの。

【お問い合わせ】
株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団
TEL:03-5447-5470

GEヘルスケア・ジャパン株式会社
コミュニケーション本部
TEL:0120-202-021