HOME > 新着ニュース

新着ニュース

メディカル・エイド、カプセル内視鏡用電磁波防護服「MGベストCES」を開発。コヴィディエン ジャパンが販売を開始

[ 2015/08/20 ]

カプセル内視鏡用電磁波防護服「MGベストCES」は、病院内にあるテレメータから出る電磁波を中心に、ハンディ無線機などの各種通信機器、RFID・盗難防止装置・金属探知機などの探知機などから出る高周波電磁波の影響を防止または軽減するために開発された電磁波防護服である。

1.開発の背景
消化管内の撮像時に電磁波で画像データを受け取るカプセル内視鏡と、これと同様に電磁波を発する生体情報モニターは、両者の間に電波干渉を生じることで互いに影響を及ぼし合うことが従来から知られている。当社は、Medtronic plc(本社アイルランド・ダブリン)の日本法人であるコヴィディエン ジャパン株式会社が製造販売するカプセル内視鏡による消化管内の撮像において、当社のペースメーカー用電磁波防護服に電磁干渉を防止する効果があることを確認した。この結果を基に、同社の協力を得て、当社はカプセル内視鏡電磁干渉を防止するための電磁波防護服「MGベストCES」の開発に着手した。

2.開発の経緯
(ア) メディカル・エイド社はペースメーカー・ICD等の植え込み型装置用の電磁波防護服の実用化に 2004 年に開発に成功し、その他各種電磁波防護服の実用化に実績がある会社である。

(イ) カプセル内視鏡検査を実施している病院およびカプセル内視鏡メーカーのご要望を受け、当社のペースメーカー等用電磁波防護服「MGベスト」の開発技術を用いて、カプセル内視鏡用電磁波防護服の開発に2014年6月に着手した。

(ウ) 2014年12月にカプセル内視鏡実機を人体ダミーに配置し、電磁干渉の原因である病院で使用するテレメータ実機(医療機器を通信で操作またはモニタリングする)と各周波数帯域で実際に電磁干渉を発生させた上、「MGベストCES」を着用した際に発生距離を10分の1程度まで短くできる事が確認され、開発のめどが立った。

(エ) 第8回日本カプセル内視鏡学会学術集会(2015年2月15日、東京開催)で虹が丘病院(長崎市)消化器内科部長の増田淳一氏が大腸カプセル内視鏡と生体情報モニターの間で電波干渉を生じ得ることと、当社のペースメーカー用電磁波防護服により電波干渉が軽減されると発表され、医療機関やカプセル内視鏡メーカーよりカプセル内視鏡用電磁波防護服の早期の実用化を促された。

(オ) 2015年3月に開発に成功し、病院にモニタリングを依頼し、早期実用化を進め、7月にコヴィディエン ジャパン株式会社が販売総代理店となり販売を開始した。

3.販売概要
カプセル内視鏡検査は全国で約600の病院施設で実施されており、年間約1万8千件の検査が行われている。今後も検査件数は増えるものと予想される。販売方法はカプセル内視鏡メーカーのコヴィディエン ジャパン株式会社が販売総代理店となり、カプセル内視鏡検査を導入している病院施設に7月より販売を開始している。
希望小売価格は「MGペストCES」38,000 円~(+税)、「MGベストCES:SML3点セット」110,000 円(+税)。メンテナンス用アクリルスプレー「MGクリアコート」3,800円(+税)も同時販売する。初年度は国内で 1000 着、3年後には国内と欧米を合わせて10000 着の販売を見込んでいる。

<お問い合わせ先>
メディカル・エイド株式会社
TEL: 0725-53-3270
FAX: 0725-53-5337
URL: http://www.medical-aid.co.jp/top.html