HOME > 新着ニュース

新着ニュース

日立製作所が、日立メディコ、日立アロカメディカルを吸収合併

[ 2015/07/22 ]
 株式会社日立製作所は21日、株式会社日立メディコおよび日立アロカメディカル株式会社を、2016年4月1日付で吸収合併することを決定した。また、日立メディコおよび日立アロカメディカルの製造部門を統合した製造子会社を設立する。

■本再編の目的
 現在、ヘルスケア分野においては、先進国では高齢化や慢性疾患の増加、新興国では経済成長に伴う医療水準の向上などの課題が指摘されており、医療関連市場(診断・臨床、検査・試薬、インフォマティクス(サービス、プラットフォーム))は、今後、年率5%以上の成長が見込まれている。日立製作所(以下、日立)にとっても、ヘルスケア事業は、画像診断装置やがん治療装置などの従来注力している事業に加え、これまで培ってきた技術・ノウハウとITを組み合わせた新たなソリューションの提供によって、大きな成長が期待できる分野であり、社会イノベーション事業においても重要な位置づけにある。

 これまで日立ではヘルスケア事業拡大のため、2011年3月に株式会社日立メディコ(以下、日立メディコ)によるアロカ株式会社(現:日立アロカメディカル株式会社(以下、日立アロカメディカル)の完全子会社化、2014年3月に日立による日立メディコの完全子会社化を実施し、2014年4月にはヘルスケアグループおよび社内カンパニーであるヘルスケア社を新設したほか、2015年4月には日立メディコおよび日立アロカメディカルの一体運営を行うなど、組織体制を強化し、事業の強化と効率的な経営体制作りに取り組んできた。


 今回の再編により、日立、日立メディコおよび日立アロカメディカルで重複している国内外の拠点の集約・効率化および経営の完全一体化を進める。また、製造子会社を設立することで、日立メディコおよび日立アロカメディカルの製造コア技術、ノウハウを融合し、高品質・低コストのモノづくり力を強化し、製品競争力の向上を図っていく。

 今後は、診断・臨床、検査・試薬、インフォマティクスという3つのコア領域をさらに強化するとともに、これらを組み合わせたソリューション、情報・通信システム社などの日立の各社内カンパニーと連携したサービスの提供などを通じ、ケアサイクル・イノベーション、医療イノベーションに注力することで、ヘルスケア事業の成長戦略を加速し、日立グループ全体でヘルスケア・イノベーションによる医療の質向上と効率化をめざしていくという。


■本合併について
(1) 合併の日程
   実施予定日:2016年4月1日
(2) 合併方式
   日立を存続会社、日立メディコおよび日立アロカメディカルを消滅会社とする吸収合併 
(3) 合併に関わる割り当て
   日立の100%子会社との合併であるため、本合併において株式その他の財産等の割り当ては行わない。


■設立する製造子会社の概要
(1) 名称:日立ヘルスケア・マニュファクチャリング(仮称)
(2) 所在地、代表者:未定
(3) 事業内容
   医療機器、医用分析装置、汎用分析装置および医療情報システムの製造
(4) 設立年月日 2016年4月1日(予定)
(5) 拠点数
   4拠点(千葉県柏市・茂原市、東京都青梅市・国分寺市)
(6) 従業員数
   約700名(予定)