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富士フイルムメディカル創立50周年セミナー
未来に向かって進化し続けるX線画像診断システム

[ 2015/06/22 ]
 
 富士フイルムメディカル株式会社は、今年創立50周年を迎えた。この節目を記念し全国各地で「FUJIFILM MEDICAL SEMINAR
2015」を開催している。6月20日、帯広、東京、沖縄で開催された。東京はJPタワー・KITTEで 『未来に向かって進化し続けるX線画像診断システム』 と題して、2部構成のセミナーが行われた。

【第1部】
<演題1> Fuji Computed Radiogaphy 進化の系譜 ~進化する画像処理技術~
講師:山田 雅彦 氏(富士フイルム株式会社 R&D統括本部 画像技術センター)
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<演題2> Virtual Gridがポータブル撮影を変える! ~被ばく低減は可能?~
講師:田所 秋宏 氏(日本大学医学部附属板橋病院 中央放射線部)
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【第2部】
トモシンセシス画像への期待 ~デジタルマンモグラフィの最新情報2015~
講師:遠藤 登喜子 氏(独立行政法人 国立病院機構東名古屋病院)
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 同社は1965年、富士機器販売株式会社として設立され、富士フイルムが製造・輸入する医療用X線フィルム自動現像機の販売とサービスを開始した。1983年、富士コンピューテッドラジオグラフィ「FCR」を発売し、デジタルX線画像を世界で初めて製品化し、その後のデジタル化の流れを牽引した。

 第1部では、フィルムが2004年のピークを境に急激に減少したデジタル化への流れのなかで、FCRがその減少をカバーして成長した歴史が語られ、また同社のX線画像処理技術の変遷が示された。
 演題2では、その「Virtual Grid」が救命救急の現場で威力を発揮していることが報告された。田所氏は、救急の現場ではわずかな時間でも無駄にはできず、より鮮明な画像を提供することがいかに重要かを示していた。

 第2部では、デジタルマンモグラフィにおけるトモシンセシスの今後の活用について、共同研究を踏まえた発表が行われた。
 トモシンセシス撮影画像は追加撮影画像に対して、腫瘤の表示能が有意であること、石灰化の存在および形態は追加撮影画像が有意に優れているが、背景乳腺との関係では拡大撮影の関係ではトモシンセシス撮影画像が有意に優れていることなどが解説された。
遠藤氏は、同社HRモード撮影の平均乳腺線量は追加撮影の平均0.91倍で、精密検査では許される範囲とした。しかし、問題となるのは検診での被ばくであり、現在は2D + トモシンセシスということで成り立っており、トータルで被ばく線量を下げることが重要で、この課題に向け真剣に取り組んでいると結んだ。


 50周年記念イベントは、「内視鏡診療」「X線検査」「マンモグラフィ検査」「医療IT」「超音波・POCT」等、それぞれのセミナーテーマで活躍されている方々を講師に招き、最新のトレンド情報や技術について行われる。8/1 まで各地で開催される。
 http://fms.fujifilm.co.jp/event/fms50th/



<お問い合わせ先>
富士フイルムメディカル株式会社
東京支店営業部
TEL: 03-6419-8085
URL: http://fms.fujifilm.co.jp/