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富士フイルム、レーザー光源内視鏡システム用 下部消化管拡大スコープ「EC-L600ZP」新発売

[ 2015/05/27 ]


レーザー光源搭載の内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用スコープに新ラインアップ
高解像度CMOSセンサーと独自の画像処理機能で、微小な病変の観察をサポート



富士フイルム株式会社は、内視鏡システムの光源にレーザーを用いた新世代内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用スコープとして初めて、イメージセンサーに高解像度CMOS(*1)センサーを搭載した、下部消化管用拡大スコープ「EC-L600ZP」を、5月29日より富士フイルムメディカル株式会社を通じて発売する。なお、本製品を5月29日から31日まで、名古屋国際会議場で開催される「第89回 日本消化器内視鏡学会総会」に出展する。

「LASEREO」は、波長の異なる「白色光観察用レーザー(白色光用レーザー)」と、「狭帯域光観察用レーザー」の2種類のレーザーを搭載している。白色光用レーザーは、蛍光体により生成したスペクトル幅の広い白色光を照射することで、自然な色の画像をモニター上に再現する。また「狭帯域光観察用レーザー」は、波長が短いスペクトル幅の狭い光で、これを照射することで粘膜表層の微細血管やわずかな粘膜の凹凸などのコントラストを強調して画像をシャープに映し出すことができ、微小な病変の観察をサポートする。「LASEREO」は、平成24年9月の発売以降、特に早期がんに特徴的な粘膜表層の微細血管などの変化を観察できるとして、医療機関から高い評価をいただいている。

今回発売する下部消化管用拡大スコープ「EC-L600ZP」は、「LASEREO」用スコープとして初めて、イメージセンサーに高解像度CMOSセンサーを搭載。本センサーと、粘膜表層の微細血管のコントラストを高めて強調して表示する「Blue LASER Imaging(BLI)機能」や粘膜表層の微細血管のコントラストを高めた画像に対し赤色領域のわずかな色の違いを画像処理で見やすく表示する「Linked Color Imaging(LCI)」を組み合わせることにより、低ノイズ(*2)で高解像度な画像を実現した。また、最短1.5mmからの近接観察を実現する新設計のレンズを搭載。さらに光学拡大時の動作モードは、通常用いられる「連続ズーム動作モード」に加え、新たに簡単なボタン操作で段階的に拡大できる「ステップズーム動作モード」を搭載し、拡大観察時にピントを合わせやすくなった。
本製品は、検査中の患者の身体的苦痛を低減するための細さ・軟らかさと、操作者の手元側の操作の微妙な力加減を効率的に先端に伝えることができる硬さの両立を追及した。また、軟性部は、高い弾発性(*3)を持つ新素材を採用した高追従挿入部となっている。屈曲部が多い大腸へのスムーズな挿入をサポートし、検診から精密検査まで広範なシーンにおいて患者の身体的苦痛の低減と検査効率の向上が期待できる。

富士フイルムは、新世代内視鏡システム「LASEREO」をはじめ、患者負担の少ない経鼻内視鏡など、独自の技術でがんなどの疾患の早期発見・早期治療と患者負担の低減を目指し、今後も製品開発、ラインアップ拡充を進めていく。

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*1 Complementary Metal-Oxide Semiconductor(相補性金属酸化膜半導体)の略。
  デジタルカメラなどのイメージセンサーにも多く採用されている。
*2 当社従来機「EC-L590ZP」との比較。
*3 挿入部を曲げた際に、挿入部が元の位置に戻ろうとする力。

詳細につきましてはこちらをご覧ください 

<お問い合わせ先>
富士フイルムメディカル株式会社
TEL: 03-6419-8033
URL: http://fms.fujifilm.co.jp/