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GEヘルスケア・ジャパン株式会社 日本開発の3.0T MRI装置「SIGNA Pioneer」を発売
生産性・設置性・患者快適性を重視

[ 2015/04/10 ]
 GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、日本開発の3.0T MRI「SIGNA Pioneer」を4月9日より販売開始した。この製品は、GEヘルスケア・ジャパンのエンジニアが各国のニーズ、特に日本のお客様の声を取り入れ、グローバルの持つ総合技術力の上に、製品企画から開発にいたるすべてを日本チームが主導で行ったもの。国内の総合大型病院や地域中核病院などの高性能MRIを必要とし、かつ収益を重視する専門性の高い施設、また1.0Tや1.5Tからの買い替えを検討している施設を主要ターゲットとして販売される。この製品は、今後GEヘルスケア・ジャパン本社内にある日野工場で製造され、In Japan For Global製品として、国内のみならず世界に向けて販売される。
 MRIに求められるニーズは、その国の医療環境によって異なる。日野の開発チームは、多くの客先を訪問することで広く意見やニーズを聞き、開発に生かす手法を採用した。日本をはじめとするアジア圏でのMR検査では、特に高機能かつコンパクトな性能を持つ機種が求められる。一方、医療後進国などでは一日に50件以上の検査をするフル稼働の施設も少なくなく、いつでも安定して高画像を供給できる品質が求められているという。
 また、スキャン時の静音、時間短縮など患者負担の軽減は世界共通の課題としてあげられる。SIGNA Pioneer「SIGNA Pioneer」は、GEヘルスケア・ジャパンが30年以上にわたって蓄積された豊富な技術を基礎に、世界各国、国内のお客様の声から得られたニーズを反映させ、従来機種からハード、ソフトともに一新し、検査効率向上、高画質と優れた設置性を実現した次世代型MRIである。一回のスキャンで複数画像が得られる高性能の画像再構築技術MAGiC(MAGnetic resonance image Compilation)を臨床向け機器としては業界で初めて搭載し、検査効率の向上に寄与するとともに、MR検査時に音を発生させない同社独自の技術SILENT SCANを搭載するなど患者の負担軽減を図った。また、設置面積が3.0Tとしては業界最小で、1.5T機器設置に必要となる面積とほぼ同等の30㎡以下としたほか、業界最少のシステム必要電源容量で77kVAを実現する(通常は100kVA以上。当社製品比)など、病院経営者の収益面での要望にも応えたものとなった。
 医療現場では、病院の差別化を可能とする高性能技術へのニーズが多くあり、既存の1.0Tや1.5Tから3.0Tへの買い替えを中心に、3.0Tの稼働台数が増加の傾向にある。これまでの3.0T MRIの導入においては、初期費用および運用コストの負担に加え、より広いスペースを確保するための工事など、大きな投資を余儀なくされていた。「SIGNA Pioneer」は、それらの課題を解消すべく、多くの新技術を搭載し、検査効率、高画質、設置性、そして患者快適性を実現し、今後の3.0T MRIの新たな基準となる次世代MR装置となる。


SIGNA_Pioneer.png

<特長>
■高い生産性・撮像能力・高齢者や小児患者の快適性
・6つの異なるコントラスト画像を取得できる「MAGiC」頭部ルーチン検査では、読影に求められるT1強調画像、T2強調画像などの各コントラスト画像に対して、その都度撮像が行われている。SIGNA Pioneerでは、1回の撮像を行うことで、T1強調画像やT2強調画像を含む、6つの異なるコントラスト画像を取得できる「MAGiC」を業界初搭載。これにより、検査時間短縮による検査効率の向上、検査枠の増加等、今後のMR検査を変えていくことが期待される。1回の撮影で6つのコントラスト画像を取得でき、撮影時間も3分の1の約5分になることを示す画像。

MAGiC.png


・頭部に加え脊椎、整形領域においても静かな環境で検査を実現する「SILENT SCAN」
 頭部の3次元動き補正技術「3D PROMO」、全身領域に対応可能な高度な動き補正技術「PROPELLER3.0」を搭載
・息止め下での腹部のダイナミック検査でのより高速、高分解能化を実現した「DISCO」、撮像タイミングのずれ等のリスクを最小限に
・自由呼吸での撮影を可能とする横隔膜同期「Body Navigator」により、高齢者など息止めの検査が難しい患者にも対応しやすく、かつ患者負担も軽減
・MRコンディショナルなインプラントによるアーチファクト(ノイズ)を低減する「MAVRIC SL」
・「TDI/Total Digital Imaging」デジタル信号の光ファイバーによる伝送方式を用いたOptix(オプティックス)をさらに進化させて、MR本体側レシーバーチャンネル(AD変換機)を97ch備え、1ch毎にデジタル変換を実現して、更なる高画質の描出を可能に
・「DST/Digital Surround Technology」内臓BodyコイルとSurfaceコイルの2つのコイルの同時受信が可能になり、SNRの高さに加え、体幹部の深さ方向への信号強度の均一性が向上
・「ワイドボア」:マグネット開口部のエントランス部分(ボア)を広く開放的にすることで、検査時の閉塞感を軽減
・「低くて広い患者テーブル」(最低テーブル高52cm、テーブル内クレードル幅56cm)により、高齢者や小児患者を始めとしたすべての患者に、より快適な検査環境を提供

■省電力・経済性
・設置面積が30㎡以下と、3.0T市場で業界最小(同社調べ)。
・本体システム設置に必要な電源容量が77kVAと、3.0T市場で業界最小(同社調べ)。通常は100kVA以上(自社製品比較)
・稼働していない時、システムに不必要な通電を避け電力消費を抑えることが可能

■薬事認証名称:     シグナPioneer
■発売日:          2015年4月9日(木)
■医療機器認証番号: 227ACBZX00011000


【お問い合わせ先】
 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
 コミュニケーション本部
 TEL: 0120-202-021
 URL: http://www3.gehealthcare.co.jp/ja-JP