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日立メディコ、64列マルチスライスCT装置「Supria Grande(スプリア グランデ)」発売

[ 2015/01/16 ]

64列マルチスライスCT装置「Supria Grande(スプリア グランデ)」発売
日立CT 40周年記念のコンパクト64列



株式会社日立メディコは、日立CT開発40周年の節目となる今年、高速・広範囲撮影と高画質を両立させるコンパクト&ハイパフォーマンスの64列マルチスライスCT装置「Supria Grande」を発売。


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1.開発の背景
同社は、1975年に国産初の頭部用CT装置1号機を国内大学病院に設置してから、2015年で40周年を迎えた。この間、全身用CT装置の開発やヘリカルスキャン(ボリュームスキャン)法の開発による撮影時間の短縮、そして検出器を多列化したマルチスライスCT装置など時代に合った開発を行い、高い空間分解能、高速回転撮影、高い時間分解能、高精細な形態情報などを提供するCT装置として、国内外で高い評価を得ている。

そこで、同社はCT開発40周年の節目となる今年、高速・広範囲撮影と高画質を両立させることを目的に、コンパクト&ハイパフォーマンスをコンセプトにした64列マルチスライスCT装置「Supria Grande」を開発した。


2.製品の特長
(1)高速・広範囲撮影と高画質を両立
16列CT装置で胸部(30cm)を最小スライス厚0.625mmで撮影する場合、14~22秒の息止め時間が必要である。一方、息止め時間を短縮するために高速モードで撮影する場合、7~11秒の息止めで撮影可能だが、最小スライス厚が1.25mmになる。

これに対し、「Supria Grande」では最小スライス厚0.625mmで胸部を4~6秒で撮影可能である。高齢者など息止めの難しい被検者や、検査中に姿勢を保つのが困難な被検者の検査等に広く使用できる。 また、最小スライス厚0.625mmでルーチン検査を行うことができるため、スキャン面内と同等の体軸方向分解能を持った等方性のMPR画像が再構成可能となる。

さらに、撮影時に設定したFOVにかかわらず、常時最大FOV(50cm)のデータを収集・保存する。たとえば、姿勢を保つのが困難な被検者の頭部撮影において設定したFOVから画像が欠損した場合でも、最大FOV内であれば、欠損部分を再構成することが可能であるため、再撮影する必要がない。


(2)更新ニーズに応えるコンパクトなスキャナガントリ
「Supria Grande」は、被検者の不安を視覚的に軽減するため、75cmの大開口径でありながら、幅2m・高さ1.85mを下回る小型化を実現したコンパクトなスキャナガントリを採用している。同社従来64列CT装置と比較して、ガントリ幅を約15%、高さを約10%サイズダウンさせた。また、同社従来64列CT装置よりユニットが1つ少ない3ユニット構成(スキャナガントリ、寝台、操作卓)で、CT検査室のスペースを有効活用できる。標準寝台との組み合わせでは、従来シングルスライスCT装置相当の最小12m2のCT検査室にも設置可能。

また、コストパフォーマンスに優れた5MHU X線管球を採用しているため、CT装置のランニングコスト軽減も期待できる。さらに、部屋の電源容量に合わせて75kVAまたは50kVA、また部屋の大きさに合わせて標準寝台またはロング寝台を選択できるため、CT更新時の選択の幅が広がる。

(3)線量を最適化する先進の技術を標準搭載
被検者の体型情報と設定した目標SD*6に基づいて3次元方向(X-Y-Z)に管電流を制御する「IntelliEC」、CT検査のノイズ低減効果と高画質化技術として期待されている逐次近似再構成の原理を応用した先進のノイズ低減技術「Intelli IP」を標準搭載している。


【お問い合わせ先】
株式会社日立メディコ
CT・MRマーケティング本部 CT製品企画グループ
TEL:03-3526-8305
http://www.hitachi-medical.co.jp/