HOME > 新着ニュース

新着ニュース

東芝メディカルシステムズ、「Global Standard CT Symposium 2014」開催

[ 2014/08/25 ]
さる8月23日(土)、東芝メディカルシステムズ株式会社は「Global Standard CT Symposium 2014」を開催した。今回で4回目の開催となる同シンポジウムは、ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京・赤坂)をメイン会場として、ほかに札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡でもサテライト会場を設けて、全国より参加しやすい形となった。

同シンポジウムでは、同社Area Detector CT『Aquilion ONE ViSION Edition』と低線量撮影に関する最新技術を紹介するとともに、ユーザ施設より7名の講演者を招いて臨床講演が企画され、「Technology of Area Detector CT」および「Clinical Benefit of Area Detector CT」をテーマに行われた。

04_140823.jpg
東京をメイン会場として、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の5都市にサテライト会場を設けた。


臨床講演に先立ち、今年6月に同社代表取締役社長に就任した瀧口登志夫氏が挨拶を行い、昨年11月には同社CT出荷台数が累計3万台を超えたことを報告。また、同社独自の被ばく低減技術「AIDR 3D」については、すべてのCT現行販売機種に標準搭載を進め、現時点で2,200台を超える同社CTにAIDR 3Dが搭載されており、これは日本国内で稼働するCT全体の1/6を超える台数となる(2014年8月23日現在)。AIDR 3Dインストール後には約30%の被ばく低減が実現したとの調査結果(同社調べ:対象145施設)も出ており、今後も線量低減へさらなる技術革新を進めていくとしている。

また、同社CT事業部CT開発部の田中敬氏は「Aquilion ONE ViSION Editionの開発」と題して、最新バージョンとなるFunctional Suites(Ver. 7)の開発について紹介した。さらに同社ではFull IR(逐次近似再構成)の開発・実装を進めており、逐次近似再構成を使った被ばく低減にも注力している。

01_140823.jpg
左から、東芝メディカルシステムズ株式会社の
瀧口登志夫氏(代表取締役社長)、田中敬氏(CT事業部CT開発部)。



同シンポジウム臨床講演の演題は次のとおり(敬称略)。

■Technology of Area Detector CT
【座長】陣崎雅弘(慶應義塾大学医学部 放射線科学教室)
・Full Iterative Reconstruction:開発と臨床応用
 立神史稔(広島大学医学部 放射線診断学研究室)
・Aquilion ONE頭部アプリケーションの臨床応用
 村山和宏(藤田保健衛生大学医学部 放射線医学教室)
・Aquilion ONE胸部アプリケーションの臨床応用
 森谷浩史(大原綜合病院 大原医療センター 放射線科)

02_140823.jpg
左から、陣崎雅弘先生(慶應義塾大学)、立神史稔先生(広島大学)、村山和宏先生(藤田保健衛生大学)、森谷浩史先生(大原綜合病院)。


■Clinical Benefit of Area Detector CT
【座長】木村文子(埼玉医科大学国際医療センター 画像診断科)
・腹部領域の臨床応用
 吉川 武(神戸大学大学院医学研究科 内科系講座放射線医学分野 機能・画像診断部門)
・頭部領域の臨床応用
 平井俊範(熊本大学大学院生命科学研究部 放射線診断学)
・循環器領域の臨床応用
 小林泰之(聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座)
・冠動脈サブトラクションの臨床応用
 吉岡 邦浩(岩手医科大学医学部 放射線医学講座)

03_140823.jpg
左から、木村文子先生(埼玉医科大学国際医療センター)、吉川武先生(神戸大学)、平井俊範先生(熊本大学)、
小林泰之先生(聖マリアンナ医科大学)、吉岡邦浩先生(岩手医科大)。