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マルチモダリティ対応 X線線量管理システム『Radimetrics』

[ 2014/07/23 ]
 バイエルヘルスケア社ラジオロジー&インターベンショナル事業の
グループ企業である日本メドラッド株式会社(本社:大阪市北区、
社長:カーステン・ブル)は、X線線量管理システム「Radimetrics
(ラディメトリックス)」 を7月14日より販売を開始した。
 RadimetricsはCT装置、血管撮影装置、透視装置などの検査装置
から発生する画像データを受信し、検査で照射されたX線線量に
関する情報の保存、実効線量等の計算、Webブラウザによる線量
情報参照および他システムへの線量情報の転送などを可能とした
システムである。
 本製品の使用により、CT装置等のX線を使用する検査で照射した
X線線量の管理が広く普及し、患者さん毎での累積線量の管理、
さらには線量データの解析により、各検査における照射線量の
標準化に貢献することが期待される。
 日本メドラッドでは本製品を通して、今後、日本の医療機関における
包括的なX線線量管理の実現により、患者さんがより安心して検査を
受けていただける環境整備への貢献を目指す。


◆医療被ばく及び医療放射線管理の国際的な動向
 米国放射線防護審議会(NCRP)Report No.160によると、米国民が
1年間に受ける放射線量は、1人あたり6.2mSvと報告されており、
そのうちの約半分の48%が医療検査装置から発生した放射線量で、
CTが24%と最も高い割合になっている。このレポートには、1993~
2006年までの継時的データもあり、CT検査数が著しく増加している
ことも報告されている。
 これらの放射線検査の増加を受けて、国際的な動きとして、国際
原子力機関(IAEA)から米国を含む先進国の主要団体に放射線
被ばく管理の推進が促されており、そのような背景の中、米国では
線量データの蓄積を目的に標準化された機器やシステムを利用して、
線量登録制度(Dose Index Registry)の運用が行われている。米国
放射線医学会(ACR:American College of Radiology)によるDose
Index Registry制度が2011年4月に開始され、2013年8月時点で
750施設が参加、550万件以上のデータが登録されている。

◆医療放射線管理の国内の動向
 一方日本でも、JIRA(日本画像医療システム工業会)から各医療IT
ベンダーに対し、線量データ管理を普及するために、国際規格を
利用したインターフェースの早期導入の促進が求められている。
また、一部の検査での標準線量値が関連団体から提示されているが、
今後、広範囲での線量データの蓄積および検査での標準線量値の
検討が日本でも必要になってくる。

◆X線線量管理システム「Radimetrics(ラディメトリックス)」
 Radimetricsは、CT装置だけではなく、血管撮影装置、透視撮影
装置や一般撮影装置等のマルチモダリティに対応しており、それらの
検査装置から発生する画像データ(DICOM画像)を受信し、検査で
照射されたX線線量を一元的に管理できるシステムである。各患者の
累積線量の管理、線量のシミュレーション機能、使用するユーザ毎に
カスタマイズ可能なダッシュボード機能や照射線量の標準化に向けた
撮影プロトコル別の統計機能を備える。また、収集した線量情報を
病院内において有効活用するために、病院情報システムや放射線
システムへの線量情報の転送機能を有している。
 Radimetricsは前述のACR Dose Index Registryにおいて標準
機器として認定されています。


【Radimetrics製品概要】
<主な特長・機能>
・患者さん毎の線量トラッキング機能
・線量シミュレーション機能
・ユーザ毎に設定可能な豊富なカスタマイズ機能
・他システムとのインテグレーション機能
・プロトコル管理機能

【お問い合わせ先】
日本メドラッド株式会社
http://www.medrad.com/
TEL:06-6133-6250