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富士フイルム(株)、次世代携帯型超音波画像診断装置の新製品発表会を開催

[ 2014/04/03 ]
さる4月2日(水)富士フイルム株式会社は、東京ミッドタウン(東京・港区)にて、次世代携帯型超音波画像診断装置の新製品発表会を開催した。本装置は、2011年末に同社が買収したSonoSite, Inc(現在はFUJIFILM SonoSite, Inc.)との技術を結集して共同開発した新製品である。

はじめに、「メディカルシステム事業部の超音波事業への取り組み」として、富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部長 後藤禎一氏が登壇し説明を行った。同社メディカル事業では、超音波、IVD、内視鏡、医療ITなど売上2桁%の成長をしている。後藤氏は、その中でも医療診断機器最大規模の超音波市場で、より高い成長が見込める携帯型にフォーカスを当て、さらにPOC市場のさらなる深耕を行うことにより、診断市場においてことでこれまで以上のシェアアップを図ると述べた。
また、海外市場への戦略として、韓国で新たにSonoSiteの現地法人を立ち上げるなど、これまで同社が築いてきた販売網と併せ、新興国を中心とした地域への進出を加速させていくとのことだ。

次に、富士フイルムソノサイト社 技術部長 山崎延夫氏が、新製品『FUJIFILM FC1』の特徴と技術的なポイントについて解説を行った。同製品は、「患者にやさしい(Quality)」、「ユーザにやさしい(Usability)」、「人にやさしい(Mobility)」をコンセプトに、富士フイルムとSonoSite社との共同開発で実現した製品である。高画質を実現している画像処理技術として、次の3つが挙げられる。①超並列MPU ②音速補正 ③スペックルノイズ半減。

超並列MPUとして、本製品には高い演算能力を誇るマイクロプロセッサを搭載している。これにより、膨大な超音波データをリアルタイムで処理することができるため、音速補正による高画質化を実現するだけでなく、スペックルノイズの半減にも寄与している。山崎氏は、この画像処理マイクロプロセッサは汎用のGPUに比べ非常に高い演算性能を有しており、超音波診断機器に搭載するのは業界初とのことであると述べた。

続いて、臨床現場のコメントとして、徳島大学医学部 臨床教授 山田博胤氏、三井記念病院 検査部部長 遠田栄一氏のコメントがビデオ紹介され、小型で可搬性が高く、耐久性のある本製品は、臨床現場において非常に有用であるとコメントが寄せられた。

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後藤禎一氏

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山崎延夫氏

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【問い合わせ先】
富士フイルムメディカル株式会社
マーケティング部
TEL:03-6419-8033
http://fms.fujifilm.co.jp/