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筑波大学附属病院に国内初の天井懸架移動式高磁場術中MRI手術室『VISIUS Surgical Theatre』

[ 2013/05/22 ]
 昨年12月26日に供用を開始した筑波大学附属病院「けやき棟」に、イムリス社製の高磁場術中MRI手術室『VISIUS Surgical Theatre(ビジウスサージカルシアター)』導入されたが、5月22日プレス見学会が行われた。

 筑波大学附属病院が導入した術中MRI手術室は、天井懸架移動式の高磁場術中MRIを中心に構成された国内初のシステム。手術室見学に先立ち、脳神経外科手術における術中MRI手術室導入の意義および導入以来実施した脳外科手術における成果について、脳神経外科松村明教授、阿久津博義講師より説明が行われた。


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 これまでの術中MRIは、隣室のMRI室もしくは同室内のMRIに手術中の患者を移動させて、撮影を行っている。一方、『VISIUS Surgical Theatre』は天井から吊り下げられたMRIが手術台に移動するため、手術中に患者を移動させずに済むというメリットがある。麻酔をはじめ各種チューブにつながれた患者を移動することの危険は多い。


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 脳腫瘍の摘出手術では、腫瘍の取り残しによる再発や、脳機能領域を傷つけることによる後遺症を防ぐため、機能を温存しかつ確実に腫瘍を取りきることが極めて重要である。この術中MRIの有用性は多くの施設で実証済みである。
 1月から腫瘍摘出を行った16症例でみると、MRI撮影後に「全摘出」の摘出率は大幅に向上している。

 現在、“術中MRI”に保険適用にはなっていない。この“術中MRI”を行っている施設は国内に10ヶ所ほどあるが、これら施設と共同して有用性を訴えていき、保険適用へ道を開きたいと松村教授は質問に答えていた。

 イムリス社の「術中MRI手術室」は、発売5年でマサチューセッツジェネラルホスピタルやメイヨークリニック、クリーブランドクリニック、ジョンズホプキンスホスピタルなど世界の先進的医療機関60施設に採用されているが、日本では筑波大学が第1号機となった。


【お問い合わせ先】 イムリス株式会社
TEL:03-3242-3095
URL:http://www.imris.co.jp/