HOME > 新着ニュース

新着ニュース

デジタルマンモグラフィ「Senographe Essential-f」、GEヘルスケア・ジャパンから

[ 2012/11/07 ]
 GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、フルデジタルマンモグラフィ(乳房X線撮影装置)「Senographe(セノグラフ)」シリーズの新製品「Senographe Essential-f」を、乳がん検診を手がける検診施設や中小規模病院、クリニックを主対象に発売した。

 乳がんは日本人女性の中で罹患数トップのがんで、罹患率も16人に1人と年々増加傾向にある。一方で乳がんは早期に発見し治療すれば治るがんと言われ、5年生存率はほぼ100%。欧米で死亡率が減少しているのに反して日本では過去数年、乳がんで亡くなる女性が増加しており、2009年では1万1,000人以上の女性が乳がんで命を落としている。
 この傾向に歯止めをかけるべく、厚生労働省では2004年から40歳以上の女性に2年に1回の乳がん検診を推奨するなど、近年国を挙げて乳がんの早期発見・早期治療に向けた取り組みが進められ、現在は大・中規模病院だけでなく、クリニックや乳がん検診施設などの小規模施設でもマンモグラフィによる乳がん検診が実施されるようになっている。  Senographe Essential-fは、最上位機種に搭載された低被ばく・高画質を両立する高い撮影機能や検査時間の短縮をはじめとする優れた受診者メリットを受け継ぎながら、精密検査用の機能などを削ぎ落として検診専用装置とすることで最上位機種に比べて約15%の価格低減を実現した。

GE%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%A2_Senograph%E5%86%99%E7%9C%9F121107.jpg

Senographe Essentiα1-fの主な特長

 一般的にフラットパネル型デジタルディテクタ(FPD)はX線照射量が少ない低線量領域ではDQE(量子検出効率)が下がり、画質が一層低下する傾向にある。新製品は、GEの独自技術をもとにFPDをより一層最適化することで低線量領域のDQE低下をさらに抑制することに成功、トレードオフの関係にある低被ばくと高画質を両立した。
 乳房の皮膚面から乳腺の密集した深部までの全領域を、スピーディーに見やすく表示できるデータ処理技術「Premiumview(プレミアムビュー)」を搭載。これまでは専用のビューワ(表示モニタ)のみに搭載していた同技術を装置本体に組み込むことで、読影医は自分のニーズに最適なタイプの高精細画像を汎用のビューワで参照できるようになった。

 昨年2月に提供開始した乳房内の血管を鮮明に描出する撮影技術「SenoBright」にも対応。日本人などアジア圏に多いと言われる乳腺密度の高い乳房や左右の乳房で非対称な部位を、濃染で鮮明に描出可能なため、乳がんの存在診断や広がり診断などへの有用性、早期発見・早期治療への貢献など乳がん患者のQOLを大きく向上すると期待されている。
 自社開発のFPDの搭載などで立ち上げ時間を短縮したほか、撮影角度や乳房厚・密度解析にもとつく撮影条件の自動設定機能を搭載、撮影の左右マーク付けやIPプレートの抜き差しなど、CR機に必要な撮影前プロセスがすべて不要となる。さらに最新のデータ処理技術と新開発の二重陽極×線管の採用などで、撮影後約10秒とほばリアルタイムでの画像表示や待ち時間ゼロでの連続撮影を実現している。
 これらの機能強化で、電源を入れてから最初の受診者の検査完3までの時間を約4分とCR機(約10分)に比べて2分の1以下に短縮することに成功、受診者の負担を最小限に抑えるとともに、一日に撮影できる受診者数の増大に貢献すると見込まれている。


【お問い合わせ先】
 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
 コミュニケーション本部
 TEL:0120-202-021