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KDDIとテラリコン、国内初クラウド型「リアルタイム3D医用画像ソリューション」提供開始

[ 2012/08/03 ]
KDDI株式会社とTeraRecon, Inc.(以下、テラリコン)は、2012年8月3日よりクラウド型「リアルタイム3D医用画像ソリューション」の提供を開始した。国内医療業界では初となるクラウド上での3D医用画像のリアルタイムな処理、閲覧が可能となる。

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同サービスは、テラリコンが提供する大規模配信型3D医用画像ソリューションをKDDIクラウドプラットフォームサービス上に構築し、高速かつセキュアなネットワーク経由でサーバに接続することで、病院内でのサーバ運用と同等のリアルタイムな処理を実現する。

ユーザとなる医療機関では、初期投資を抑えたシステム導入が可能となるほか、セキュリティが確保された高品質なネットワークを利用して、PCやタブレット、スマートフォン等の様々なデバイスからも3D医用画像の処理や閲覧ができるが、スマートデバイスでの利用については、紛失や盗難などのリスクも考慮し、現在のところ非常用としての位置づけが強い。

クラウドの活用により、システムの運用保守に関する作業など、医療機関の作業負担も大幅に軽減できるとしており、基本構成となるKDDIの10MB(クラウド向け通信は最大100MBまで高速化可能)のネットワーク回線(Wide Area Virtual Switch)を1病院(1拠点)で利用した場合、月額約50万円程度からの価格を想定している。従来の機器などを購入した場合と比較すると、約5年の運用コストに対して、1~2割程度のコスト削減が見込める。

同サービスは、済生会川口総合病院(埼玉)にて、2011年12月から2012年3月まで実用化に向けた実証実験を実施。約2,000枚の3D医用画像データをクラウド側に送信、解析を行った結果、病院内にサーバシステムを設置した場合と同等の処理速度および操作性を実現した。また、WiMAXを利用した閉域型リモートアクセスサービス「クローズド リモート ゲートウェイ」によるインターネット経由しないセキュアなリモートアクセス環境でも画像の閲覧が可能となり、緊急時などに有用性が高いとしている。

今回のクラウド型3D医用画像を皮切りに、今後は、KDDIのクラウド基盤を活用したクラウド型PACS、非定型ドキュメント集積、電子カルテなどへの展開を検討しており、グループ病院の連携をはじめ、将来的には地域医療連携の充実化を図りたいとしている。


【お問い合わせ】
KDDI株式会社
法人お客さまセンター
フリーダイヤル. 0077-7051/0800-777-7051

テラリコン・インコーポレイテッド
日本支店 クラウドソリューション担当
TEL. 03-6403-5050
http://www.terarecon.co.jp/