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GEヘルスケア・ジャパン、国内初のMRエラストグラフィ技術「MR Touch」を提供開始

[ 2012/08/31 ]
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、国内初となる非侵襲的な肝疾患の進行度診断を可能にするMRI用新技術「MR Touch(エムアール・タッチ)」を全国の大学病院や地域基幹病院、研究機関、肝疾患診療連携拠点病院を主対象に提供を開始した。


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「MR Touch」本体
パッシブ・ドライバー(写真右)を患者の胸に当て、アクティブ・ドライバー(写真左)で空気の振動を発生させる

「MR Touch」はアクティブ・ドライバーとパッシブ・ドライバーで構成され、外部から与えられた振動をもとに、MRIで体内組織の弾性(elasticity)を画像化するMRエラストグラフィの技術を応用して、組織の相対的な硬さを医わけ表記できるのが最大の特長。得られた画像に設定したROI(関心領域)の測定値は肝臓の相対的な硬さ(弾性)を反映しており、臨床的には国内の高齢化に伴い罹患数が増加傾向にある肝疾患の進行度診断に高い有用性が期待されている。

従来の針を刺して肝臓組織を採取する侵襲的な生検は、検査ごとに入院が必要で患者負担が大きく、繰り返しの検査が難しかった。また、超音波診断装置によるエラストグラフィは肝生検同様に肝臓の一部の硬さしか判別できないために、正確性に不安があるされている。一方で、「MR Touch」は、より非侵襲的な上に通常のMRI検査を2~3分延長させることにより肝組織の相対的な硬さを広範囲にわたって観察できるため、完治まで長年にわたり何度も診療の必要があった肝疾患の進行度を患者負担を減らしながら、高い精度で診断できる。


福岡大学医学部放射線医学教室
吉満研吾 主任教授
DrYoshimitsu.jpg 国内では、2012年7月に福岡大学に先行導入され稼動を開始しており、同大学医学部放射線医学教室の吉満研吾主任教授はこれまで1.5T機でのデータ収集を行っており、高い再現性・正確性と肝の硬度は線維化を正確に反映していることを確認している。今後は3.0T機での検証も進めたいとしている。









GEヘルスケア・ジャパン株式会社
代表取締役社長兼CEO 川上 潤 氏
GE_CEO.jpg GEヘルスケア・ジャパン株式会社の代表取締役社長兼CEOの川上潤氏は、超高齢化社会へのソリューションを提供していくとする同社として、世界の肝癌患者のおよそ80%がアジア人という実態も踏まえ、肝臓はアジアの疾患として、日本から新たなテクノロジーの開発を進めていく可能性を秘めていると語る。









希望小売価格は6,300万円(税込)、初年度国内販売目標は20台としている。


【お問い合わせ】
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
カスタマー・コールセンター: 0120-202-021
http://www.gehealthcare.co.jp/