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FUJIFILMメディカルセミナー2012 in TOKYO開催

[ 2012/07/09 ]
さる7月7日、東京ステーションコンファレンスにおいて、FUJIFILMが提供する最新技術の紹介としてメディカルセミナー2012 in TOKYOが開催された。講演内容は以下のとおり。
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写真は左より東京医科大学病院呼吸器外科主任教授・池田徳彦氏、横浜市立大学附属市民総合医療センター診療放射線技師・眞野陽貴氏、山梨大学医学部附属病院放射線診断科・本杉宇太郎氏

1部「先進画像による癌治療の進歩」では、東京医科大学病院呼吸器外科主任教授・池田徳彦氏を座長に迎え、まず池田氏自身が演者として「肺癌発見から診断、手術リハーサルまで、最新トレンド」と題し、高分解能CTにより2cm以下の肺癌が早期発見できるようになったこと、また同社製品SYNAPSE VINCENTが微細な気管支などの自動抽出を可能にしたことで気管支内視鏡シミュレーションが可能となり幅広い3D解析ができるようになったことなど、最近の潮流について俯瞰的に紹介。続いて横浜市立大学附属市民総合医療センター診療放射線技師・眞野陽貴氏は「SYNAPSE VINCENTの院内運用と解析機能紹介」と題し、3D画像作成に費やしていた超過時間が大幅に短縮されること、解析途中をそのまま保存するスナップショット機能により正確かつ高精細な画像で術前シミュレーションが可能となり、診察やカンファレンスなど場所を選ばすに解析画像をリアルタイムで取得し、院内全体でスナップショットの共有が可能となるなど数多くのメリットを紹介した。そして「肝臓領域におけるCT、MRIの撮像から解析まで」という演題で登壇した山梨大学医学部附属病院放射線診断科・本杉宇太郎氏は、造影剤の至適投与方法をメインに、CT、MRIそれぞれで投与量や撮像タイミング、さらに注入レートなどについて基本からわかりやすく説明。特にMRIではT2 強調や拡散強調画像とEOB(造影剤)投与との関係などについて興味深い論考を述べた。

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写真は左より同社メディカルシステム開発センター・桑原健氏、日本大学医学部附属板橋病院診療放射線技師・小嶌徹氏、会場風景

2部では「FUJIFILMが考えるFPDの将来性」として、まず同社メディカルシステム開発センター・桑原健氏が登壇し、「富士フイルムの線量低減への取り組み」として同社の4つのポイントである①高感度化、②低ノイズ化、③画像処理、④画質評価をあげ、ISSや画像処理だけでなく、低ノイズ化やキャリブレーションも含めてシステム全体で高画質を確保したまま線量低減を実現していること、また線量を管理するExposure Index(EI)についても、IECなどの規格に対応し、線量を管理しやすいシステムにし、「平均線量を下げる」「ばらつきをなくす」ことを実現していることを強調した。そして最後に登場した日本大学医学部附属板橋病院診療放射線技師・小嶌徹氏は「回診車用FPD富士フイルムCALNEO flex導入による業務効率化について」と題し、FPDの高性能化により撮影時の負担が軽減されたことを強調。3次救急患者の初療室での胸部撮影、CT検査後の追加撮影部位の単純撮影、そして病棟出張撮影の3場面について従来のシステムと比較。撮影準備からフィルム出力までの時間が短縮されること、複数部位撮影の際にカセッテ交換が不要であること、撮影後の画像確認が即座に可能であること、無線LANでどこでもオーダ取得や画像送信ができ、業務の効率化・質の向上が実現することなど大きなメリットが生まれたことを強調した。