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「夜間の遠隔画像診断」 利用調査

[ 2012/03/25 ]
 「夜間の遠隔地画像診断を利用していますか?」 という調査が行われました。


 この調査は、医師コミュニティサイト「MedPeer」(URL:https://medpeer.jp/
を運営するメドピア株式会社(東京都港区、代表取締役:石見陽)が実施したもの。

 調査手法は、MedPeer会員の医師を対象とした「ポスティング調査」と呼ばれる
オープン回答型のインターネットリサーチ。調査期間は、2月15日 (水) ~ 2月21日 (火)。
有効回答数は 2,508件。


<質問>
 選択肢から最も近いものを選択し、その理由も求めている。

<回答>
回答A: 夜間の遠隔地画像診断を導入しておらず、
      導入予定もない      1,718件   68.5% 

回答B: 専任の放射線科医がいて読影してくれるので
      導入の必要がない         261件   10.4%

回答C: 夜間でも各科の先生が読影してくれるので
      導入の必要がない         137件    5.5%

回答D: 夜間の遠隔地画像診断を導入している
                           90件   3.6%

回答E: 夜間の遠隔地画像診断の導入を検討している
                           74件   3.0%
回答F: その他(無回答含む)
                           228件   9.1%

【A回答:コメント抜粋】
・夜間は検査をオーダーした医師が自分で確認して、
 正式読影レポートは翌診療日に放射線科が読影します。
 (40代、呼吸器内科)
・これだけ携帯電話のカメラ機能が良くなると、画像を
 携帯で撮影してメールしてもらえると、十分読影に耐える
 と思います。特に脳のCT、MRIでは遠隔システムなど
 不要ですね。(50代、脳神経外科)
・システムがあればいいと思うが、セキュリティの問題など
 があり、具体化していない。CT見るためだけに夜中に
 呼ばれるのは、もうやめにしたい。(50代、循環器外科)
・どうしてもであれば放射線科医が読影してくれますが、
 原則複数の当直医で診断しています。(50代、一般外科)
・整形外科では、整形外科疾患の画像診断は自分で
 行うのが基本です。専門医に読影を頼むことはほとんど
 ありません。(50代、一般外科)
・結局、夜間は自分で読んでいますが、このようなシステム
 が普及すれば大変心強いです。是非そうなることを強く
 願っています。(30代、一般内科)
・本当はあるべきですが、病院としてはそういう所に金を
 かける余裕がないようです。(30代、小児科)
・読影をお願いしたいことが良くあります。しかし、コマー
 シャルベースでやっているところは読影に対する
 責任の取り方が不十分と聞きましたので、今一歩
 踏み切ることができません。 (50代、一般内科)
・私は個人の開業医ですのでそこまでの設備を取り
入れる予定はありません。(50代、眼科)
・緊急の時に、レポートを待つ時間はありません。
 画像はあくまでも参考意見で、身体所見で最終
 判断をします。(30代、一般内科)
・すぐに読影を必要とするような緊急性はまずなく、
 医師であればそれぐらいの判断はつくので必要ない。
 高度な判断は後日でいい。(50代、一般内科)
・緊急を要する際には、各科オンコール対応となって
いるため、導入されそうにはない。(30代、消化器外科)

【B回答:コメント抜粋】
・主治医あるいは放射線科医が夜間も読影して
 おります。(40代、一般内科)
・放射線科の当直医がいるので、導入の必要
 (予定)はありません。(30代、麻酔科)
・必要時は放射線科医を呼び出します。(30代、一般内科)
・夜間帯の読影は頼みにくいので、緊急性が
 なければ翌日に行っていただいております。
 (40代、形成外科)
・判断に困るものは放射線科の医師に依頼
 しています。2次救急を除き、院内に必ずいる
 わけではありませんが、快く来てくれるので
 助かります。(30代、一般内科)
・夜間で専門医がいない場合は各科で読影し
 判定しているが、翌日必ず専門医が再確認し、
 問題ある場合は放射線科から当該各科に連絡し、
 間違いが起こらないように対応している。
 (60代、消化器外科)
・夜9時までは放射線科医がいて読影を行い、
 それ以降の夜間は、各科の上級医が読影する。
 (50代、放射線科)

【C回答:コメント抜粋】
・とりあえず各科で。翌朝、放射線診断科へ
 依頼することになります。(40代、麻酔科)
・各臓器の画像で、診断がはっきりしない場合は、
 その臓器に該当する専門の先生に読影を
 依頼しているので、遠隔地画像診断は今の
 ところ必要ない。(50代、アレルギー科)
・契約している遠隔読影会社が夜間の緊急
 読影に対応していない。また、その必要の
 ある患者も少ない。(50代、放射線科)
・遠隔ではないですが、比較的他科の先生を
 呼びやすい環境ではあるため、迷った時は
 お願いするようにしています。(30代、整形外科)
・遠隔地画像診断を病院評価のために導入
 した経緯があるが 夜間には用いない。診療
 時点の所見のとらえられる救急例がほとんどで
 夜間に 遠隔まで 依頼して所見の診断をつける
 緊急性や必要な例は経験がない。(60代、一般内科)
・ 各科の先生が対応してくれるのでありがたい
 です。ただ遠隔地画像診断は自分しか判断
 する人がいない場合は便利だと思います。
 (30代、循環器内科)

【D回答:コメント抜粋】
・常勤放射線科医の自宅に写真を送り、読影して
 もらいます。代わりに、放射線科医の当直は
 免除されています。(50代、麻酔科)
・脳外科のみ適用している。検査や手術の必要性
 とその種類、抗凝固剤の適応の有無などが早く
 決められ院外から指示を出しながら病院に向かう
 ことができます。(50代、一般内科)
・放射線科医師を雇うよりも安いので、病院が
 ネットの読影を導入しています。意外にレベル
 が高く重宝しています。(50代、一般内科)
・ずいぶん前から導入している。担当医は自分
 の目の前の患者の主訴などで偏った見方に
 なってしまうが放射線科医は全体を見てくれる
 ので思いがけない診断に遭遇することが時々
 ある。必要な制度だと思う。点数に反映され
 ないのが残念。(50代、一般内科)

【E回答:コメント抜粋】
・救急において脳梗塞に対するTPA治療など、
 頭部の読影に役立てようとしています。
 (40代、一般内科)
・むしろ当院は遠隔・関連他院の読影をする
 側だが、プライバシーの問題などをどう解決
 していくかで結論が出ていない。(40代、一般内科)
・夜間の遠隔画像システムは、地域医療支援
 として一部の科で導入しているが、他科での
 運用を検討中。(40代、整形外科)

【F回答:コメント抜粋】
・常勤の放射線科医はいますが、時間外の
 画像転送システムはありません。現在、検討中
 です(個人情報の問題がネックです)。(50代、一般内科)
・病診連携で紹介患者のデータを閲覧する
 ことができるが救急の場合はアップデートが
 間に合わず見ることができない。特に夜間は
 事務職員が不在なため困難。(50代、一般内科)
・携帯電話の写メを利用した画像転送をして
 います。そうでないと田舎では全部呼び出し
 になりますから。(50代、脳神経外科)

<MedPeer調べ>

※回答内容詳細については、全回答コメントをサイト上にて公開しています。
 https://medpeer.jp/posting_view_review?rid=20120309-2