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『地域医療再生シンポジウム』

[ 2012/03/21 ]
 3月20日、『地域医療再生シンポジウム』が、東京・新宿のあいおいニッセイ同和損害保険で開催された。主催は病院再生研究会(代表幹事:武藤正樹氏 国際医療福祉大学大学院教授)。

 同研究会は、地域医療再生や病院再生について、理論と実際例について検討を重ね、これらの事例を取りまとめて「病院再生への挑戦」(日本医学出版)として刊行した。
 今回はこの出版記念も兼ねてのシンポジウム開催となった。

 地域医療や病院の再生は、医療ICTの活用なしには進まないとの認識は広く浸透してきた。行政の担当官も招き、地域医療再生資金を活用した先進の3事例を中心に、討論が進められた。


 「地域」とは、やはり「地域」ごとに違うものだと痛感させられたのは、佐渡地域の医療連携ネットワークの取り組みである。
 “離島” に加え、高齢化率36%(全国平均22%)、全国平均の57%という少ない医師数、全国平均の1/3という診療所数などの現状を踏まえてシステム構築がなされていた。現行業務を変えずに、できることをネットワーク化 → 使われるシステム、10年継続できるシステムという基本思想で貫かれている。
 現在までに、佐渡・医療連携ネットワークに参加を表明しているのは、島内の6病院(6/6)、27診療所(27/36)、21歯科診療所(21/24)、9調剤薬局(9/21)、6介護福祉関連施設(6/47)。
 新年度より、運営主体のNPO法人化、開発ベンダー契約など具体的な開発に向け動き出す。

◆プログラム
1.地域医療再生基金について 厚労省医政局指導課長 井上誠一 氏
2.公立病院改革について 総務省自治財務局準公営企業室 松田浩樹 氏
3.再生基金とICT活用の先駆的事例
 1)新潟県佐渡圏域事例 厚生連佐渡総合病院外科部長 佐藤 賢治 氏
 2)埼玉県利根圏域事例 加須保健所長 中島 守 氏
 3)山形県置賜圏域事例 公立置賜総合病院長 新澤 陽英 氏


4.パネルディスカッション
 モデレータ:国際医療福祉大学大学院教授 武藤正樹 氏

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