HOME > 新着ニュース

新着ニュース

GE ヘルスケア・ジャパン、「Signa 甲子園2011」を開催~ 津山中央病院(岡山県)木原翔先生が最優秀賞を受賞 ~

[ 2011/12/26 ]
gekousi.JPG
(写真中央)金賞受賞:財団法人津山慈風会・津山中央病院
木原翔氏、(写真右)銀賞受賞:国家公務員共済組合連合会・
横浜栄共済病院 高橋光幸氏、(写真左)銅賞受賞:磐田市立
総合病院 寺田理希氏
GE ヘルスケア・ジャパン株式会社は12 月3 日(土)、GE ヘルスケア製MRI(磁気共鳴断層撮影装置)ユーザである放射線科技師・臨床検査技師が、その撮像テクニックを競う「Signa 甲子園2011」(MR Signaユーザーズミーティング・全国大会)を下記のとおり、TKP 大阪梅田ビジネスセンター(大阪府大阪市)にて開催した。

MRIの画像は操作を担当する技師のテクニックに依存する面が大きく、当社では撮像技術などの情報交換や交流を目的にGE MR Signa シリーズのユーザが集う「Signa ユーザーズミーティング」を全国各地で開催している。さらに、各地のユーザーズミーティングがさらなる交流を図り、多くの放射線技師に同社製MRI の最先端の撮像技術を身につけてもらうために、ユーザーズミーティングの全国大会である「Signa 甲子園」を2005 年から実施している。7 回目にあたる今回の「Signa 甲子園2011」では、150 名を超える全国のSigna ユーザ出席のもと、地方予選を突破した12 代表が撮像の技術や画像の美しさなどを競った。

実力伯仲する各代表の白熱した闘いの結果、最優秀の金賞には、財団法人津山慈風会・津山中央 病院(岡山県)木原翔先生の 「Volume Calibration」 が選ばれた。また同コンテストの終了後、中国労災病院・滝口裕章氏の「MRI 装置の災害時での対応」および聖隷浜松病院・杉村正義氏の「Discovery MR750 の使用経験」 2 題の特別講演が行われたほか、今月初頭のRSNA(北米放射線学会)で発表されたGE ヘルスケアの最新テクノロジーを紹介する 「GE HealthcareMR 最新技術紹介」が実施された。

                     記

日時: 2011 年12 月3 日(土)15:00~19:20
会場: TKP 大阪梅田ビジネスセンター
主催: GE ヘルスケア・ジャパン株式会社
企画・運営: Signa 甲子園2011 実行委員会
実行委員長: 島根大学医学部放射線医学講座 内田幸司氏
スケジュール: ・MRI 撮像技術コンテスト(全国12 代表が発表)
・GE Healthcare MR 最新技術紹介
・特別講演
・中国労災病院・滝口裕章氏「MRI装置の災害時での対応」
・聖隷浜松病院・杉村正義氏「Discovery MR750の使用経験」
・表彰式

金賞:財団法人津山慈風会・津山中央病院 木原翔氏
 発表演題:「Volume Calibration」
 発表要旨:パラレルイメージング手法であるASSET を肝臓で使用する場合に、キャリブレーション スキャンと実際の肝臓のスキャンに呼吸による位置ずれが起きるとアーチファクトが発生する場合 がある。キャリブレーションスキャンを100mm と厚く設定して Volume データのように収集するこ とにより、このアーチファクトの低減を実現した。キャリブレーションスキャン時の息止めが不要とな り、また、どの装置にも応用が可能である。

銀賞:国家公務員共済組合連合会・横浜栄共済 高橋光幸氏
 発表演題:「Inhance 3D velocity を用いたBB-SPGR 法の試み」
 発表要旨:頸部プラークイメージングでは、血流信号の抑制と脂質や壊死成分の描出の両立が 課題であった。Inhance 3D Velocity 法を用い、Velocity Encode の設定に工夫を加えることで、頸 部プラークのより明瞭な描出を実現した。本法は頸部だけでなく頭蓋内の血管性病変にも適用 可能であり、また、短時間で3D データが得られるためルーチンで応用範囲も広い。

銅賞:磐田市立総合病院 寺田理希氏
 発表演題:「頸動脈Black Blood 法によるT1 コントラスト改善法 ~白と黒のイメージング~」
 発表要旨: 頸部プラークイメージングで使用されるBlack Blood 法では、心電同期を用いるため、 心拍数によりTR 延長が起こりT1 コントラストが得られない場合がある。心電同期の設定に工夫を 加えることで、Black Blood 法を用いた上でTR を500mSec 以下に設定することに成功、これによ り常に安定したT1 コントラストの画像を描出することを実現した。TR が短いため、条件により短時 間、高分解能撮像も可能で応用範囲が広い。

金賞を受賞した津山中央病院 木原翔氏は、「今まで放射線技術部一同でいろいろと話し合いを行いな がら努力してきたことをこのような形で評価をしていただき、大変光栄に思います。今回の結果に満足することなく、今後もMRI 検査での患者の安全と画質の向上に向けて頑張っていきたいと思います」と、喜びの気持ちを語った。

その他、今年は東日本大震災の発生時に日本磁気共鳴医学会からMR 装置の安全性に関する緊急提言が発表されたことをふまえて、中国労災病院の滝口裕章氏から「MRI 装置の災害時での対応」と題する特別講演がなされた。また、今年販売・稼働を開始した新しいコンセプトのMRI 装置 「Discovery MR750 の使用経験」につき、聖隷浜松病院の杉村正義氏による特別講演が行われた。さらに、GE Healthcare MRI 最新技術紹介として、当社MR セールス & マーケティング部の中上将司から、11 月27 日から12 月2 日に米国シカゴで開催されたRSNA(北米放射線学会)で発表されたGE ヘルスケアの新技術などをいち早く紹介した。

なお表彰式では、今回の「Signa 甲子園2011」で顧問を務めた大阪大学医学部附属病院の土'井司氏から入賞者に楯の贈呈が行われ、それぞれの発表に対してコメントをいただいた。同社では、今回の「Signa 甲子園2011」の発表内容を、当日参加できなかった全国のユーザーに、Signa ユーザー向け会員制ウェブサイト「Signa ・る( シグナル) 」(https://gecommunity.on.arena.ne.jp/signa-l_entrance/index.html)を通じてお知らせする予定。この「Signa・る」は開設後約5 年で、1,900 名以上のユーザー登録を獲得している。

同社ではこのようなユーザーズミーティングの開催を積極的に推進し、MRI のユーザーズミーティングは全国35 ヵ所で累計450 回を超えている。さらに、MRI みならず、CT やPET、核医学装置、超音波診断装置など他の製品群にまで拡大し、開催地域を国内だけでなく世界各国に広げている。

【お問い合わせ】
GE ヘルスケア・ジャパン株式会社
広報グループ 松井亜起
Tel: 0120-202-021
Fax: 042-585-5360
Mail: aki.matsui@ge.com