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フィリップス、非医療従事者向けAED(自動体外式除細動器)「ハートスタートFR3(エフアール・スリー)」の販売を開始

[ 2011/06/16 ]
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株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6 月16 日より、突然の心停止(SCA)に対処する、非医療従事者(PAD)向けAED(自動体外式除細動器、以下AED)、「ハートスタートFR3」の販売を開始することを発表した。

「ハートスタートFR3」は、「ハートスタートFR2+(エフアール・ツー・プラス)」のほとんどの機能を受け継 ぎ改善し、また新たな機能を追加して、フィリップスの技術を結集した非医療従事者向けAED。本日発売を開始する「ハートスタートFR3」は、6 月1 日より販売している「ハートスタートFR3 Pro」のADVANCED モードが使用できない機種で、その他の機能は「ハートスタートFR3Pro」とすべて同じ仕様となっている*1。

突然の心停止(SCA)の多くは、心室細動という不整脈が原因とされ、心室細動に対する唯一の有効な治療法が除細動である。心肺蘇生法(CPR)により延命効果が期待できるが、それだけでは心臓を正常な状態に戻すことはできない。倒れてから10 分以内に除細動を行わないと、突然の心停止(SCA)に陥った人を蘇生させることが非常に困難となってしまうのだ。

「ハートスタートFR3」は、機能や使い勝手を向上することにより、救助者が傷病者に除細動の処置を開始するまでにかかる時間を大幅に短縮している。たとえば、キャリングケースを開けるだけで自動的に電源が入り、また除細動パッド(SMART パッドⅢ)があらかじめ本体に接続されて袋に入っていないので*2、すみやかに救命処置に入ることが可能となっている。

「ハートスタートFR3」は、救助者が突然の心停止(SCA)に対処できるよう、さまざまな機能を備えている。鮮明で高解像度のカラー液晶(LCD)ディスプレイにより、騒音が大きい場所でも電気ショックのタイミングが判断できる。継続的な胸骨圧迫のリズムを指示するCPRメトロノームもついており、バイリンガル機能により第二言語の設定も可能だ*3。またフィリップス社製除細動パッドには互換性があり、「SMART パッドⅢ」は「ハートスタートFR2+」および「ハートスタートFRx(エフアールエックス)」のパッドとしても使用でき、「ハートスタートMRx(エムアールエックス)」などの手動式除細動器へも、傷病者からパッドをはがすことなく、コネクタを差し替えるだけですばやく簡単に引き継ぎが行える。

「ハートスタートFR3」は、8 歳未満または体重25kg 未満の小児にも対応可能だ。「SMART パッドⅢ」は、成人・小児共通で使用でき、除細動パッドを交換する必要がない。小児用キーを 「ハートスタートFR3」に挿入すると自動的に除細動の出力エネルギーが低減され、小児の処置に適した動作に切り替わる。

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 代表取締役社長 ダニー・リスバーグ氏は、「2004 年の法改正で、医療従事者だけでなく一般市民にもAED の使用が認められてから、公共施設、職場、学校等で、AED が急速に普及してきました。このたび、フィリップス社製AEDのラインナップに一般の方々も使用できる『ハートスタートFR3』を加えることにより、フィリップスは、さらなるAED の普及ならびに啓発に努めていきたいと思います」と述べている。

*1 本邦では医療従事者向け機器と、非医療従事者(PAD)向け機器とで、異なる名称をするよう規制当局から指導されているため、「ハートスタートFR3 Pro」と「ハートスタートFR3」 を区別している。
*2 あらかじめ除細動パッドが本体に接続されているのは、「SMART パッドⅢ」使用時のみで、他のフィリップス社製除細動パッドを使用する場合は、パッドを袋などから取りだし本体に接続する必要がある。
*3 バイリンガル機能はオプション。

※ 「ハートスタートFR3」は、米国では未承認です。
※ 「ハートスタートFR3」は、「ADVANCED モード」(セミオートモード・マニュアルモード)の使用はできま せん。

【製品に関するお問い合わせ】
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ヘルスケア事業部 AED コールセンター
TEL 0120-802-337