HOME > 新着ニュース

新着ニュース

日立メディコ 次世代画像システム「ImageConcier」を発売

[ 2011/06/09 ]
ImageConcier.jpg
読影端末イメージ
株式会社日立メディコは、多彩で高品質なサービスを提供する「コンシェルジェ」をコンセプトにした次世 代画像システム(PACS)「ImageConcier *1」(イメージ コンシェル)を発売する。

「ImageConcier」は、従来のPACS の枠を超えて放射線科だけでなく病院の各診療科でも利用でき、被検者に関する検査データを院内で一元管理することができる。また、(株)ドクターネット*2 とのコラボレーションにより実現した遠隔画像診断支援機能により画像診断をサポートし、簡易型放射線情報システム(簡易型RIS)機能により、院内の各診療科からモダリティの検査予約ができ、患者情報を診断装置に渡すことができることで検査予約から画像診断までをサポートする。

1.背景

近年のX 線CT 装置やMRI 装置の多チャンネル化に伴い、放射線科には大量の画像データが発生するため、そのデータ保存の方法が課題だった。また、2008 年度の診療報酬改定により、フィルムレスでの画像管理に保険点数が付与されることになり、電子画像管理のニーズはより高まっている。さらに、放射線科以外の診療科でも電子データ保存のニーズが高まっており、院内のすべての診療科で電子画像・データを一元管理することが望まれている。また、日本国内においては画像診断医の人数が不足しており、外部から画像診断医に来てもらい診断する施設が増えているが、診断結果が出るまで時間がかかるという課題があり、遠隔画像診断のニーズが高まっている。

2.製品の特長

(1)診療データコックピット

飛行機の操縦室におけるコックピットをイメージした「診療データコックピット」は、1人の被検者の検査履歴を時系列で一覧表示できる。医師や技師をはじめとした医療従事者が、被検者の名前やIDNo.をキーにして検索することで、放射線科検査だけでなく院内の各種検査結果を容易に参照することができる。従来の「放射線画像のデータ管理」としてのPACS から、病院で発生する検査データを一元管理するPACS に拡張した。

(2)遠隔画像診断支援機能

「ImageConcier」は、レポート画面上から、遠隔画像診断依頼端末を使用することなく(株)ドクターネットに暗号化・圧縮した画像を直接転送し、シームレスに遠隔画像診断の依頼を行うことができる。診断後はレポートが送られてくるとともに、「ImageConcier」に取り込むことにより院内で作成したレポートと(株)ドクターネットから返送されたレポートの一元管理が可能となる。これにより、病院は画像診断医の手配・スケジュール管理の業務から開放されるとともに、コスト削減が期待できる。

(3)簡易型放射線情報システム(簡易型RIS)機能

通常、RIS に搭載されているDICOM MWM 機能*3、モダリティ検査予約機能を「ImageConcier」に搭載。これにより、PACS の上流にある医事会計システムから患者情報を取得して診断装置に渡すことができ、従来はRIS がなければできなかった業務を行うことができる。すなわち、電子カルテやオーダリングシステムを導入してない施設でもモダリティ検査予約ができ、被検者の名前やIDNo.が自動的に入力されるので、入力ミスなどの人為的ミスを防ぎ院内業務の効率化を図ることができる。

(4)「MyStyle」機能

モダリティ別・検査種別・部位別に、読影にあった画面配置や画面操作手順を読影医の診療スタイルに合わせてカスタマイズできる。これにより、自分が一番見やすい画像の表示パターンをマイスタイルとして設定でき、自分だけのオリジナルレイアウトで表示できる。

(5)心電図ビューア機能

近年、心電図データを電子的に管理するニーズが高まっており、「ImageConcier」はMFER*4 という心電図の新しい波形フォーマットを読み込むことで、心電図波形を解析・保存できる機能を搭載した。

・販売名称:画像診断ワークステーション ImageConcier ICW – 1000(医療機器認証番号:223ABBZX00036000)
・定価(標準構成):5 百万円~(システム構成により価格は異なります)
・出 荷 時 期:2011 年9 月
・目標販売台数:80 台(2011 年度)

*1:日本またはその他の国における株式会社日立メディコの登録商標あるいは商標です。
*2:2002 年2 月設立、従業員数60 名(2011 年3 月8 日現在)。遠隔医療支援事業、IT ソリューション事業(システム開発・販売、コンピュータ周辺機器販売)、メディカルイメージング事業を行っており、特に放射線科における遠隔医療支援では業界の草分け的な会社です。
*3:患者属性情報を伝達するためのDICOM 規格
*4:医用波形標準化記述規約(MFER:Medical waveform Format Encoding Rule)心電図、脳波、呼吸波形など新しい心電波形データをやり取りするための標準的データフォーマットです。

【お問い合わせ】
株式会社日立メディコ
マーケティング統括本部
メディカルIT戦略本部 【担当:立花】
〒101-0021 東京都千代田区外神田四丁目14 番1 号 秋葉原UDX18 階
電話 03-3526-8311