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日立メディコ 「HI VISION Ascendus~超音波診断の新到達点」を開催

[ 2011/03/02 ]
株式会社日立メディコはさる2月27日、東京・秋葉原UDX4階「UDX GALLERY」において、すでに発表されている超音波診断装置「HI VISION Ascendus」に関するエクゼクティブセミナー「HI VISION Ascendus~超音波診断の新到達点」を開催した。

同セミナーでは同社執行役社長・三木一克氏による冒頭の挨拶に続き、座長に筑波メディカルセンター病院 ブレストセンター長兼診療部長・植野 映氏を招き、3領域別に第一人者の講師が登壇。同装置による臨床経験を中心に基調講演を行った。

まず消化器部門の東京医科大学消化器内科主任教授・森安史典氏は、まずB-mode画像がすべての基本であるという点をあらためて強調。その上で、あらたな超音波技術の開発により、肝疾患診断は格段の進歩を遂げており、低侵襲な検査によって、より高度な診断情報が提供されるようになった点を指摘した。同氏はまた、同装置のような高性能装置を使用することで、診断がよりいっそう精度の高いものとなる、と述べた。

次に甲状腺部門の昭和大学横浜市北部病院外科准教授・福成信博氏は「HI VISION Ascendus」における信号処理回路を高速化させたUltra BE Ⅱや高感度・広帯域のプローブ、さらにはリアルタイム3Dエラスト機能の搭載が、あらたな臨床応用を革新的に拡大するものと指摘。特にStrain Imagingについて、腫瘍性病変の検出が乳頭癌発見において教育的な効果を挙げており、濾胞性腫瘍鑑別において必要不可欠な診断法であると指摘し、CDとエラストグラフィの併用法が最も診断性能が高いと説明した。またStrain Imagingは、びまん性甲状腺疾患の病態把握に関しても効果的で、甲状腺自己抗体や線維化の程度の評価、さらにはPEIやRFAといった治療効果判定にも有益であると述べた。中でもRFAでは加療効果判定においては、エラストグラフィにより、焼灼範囲のすみやかな同定が可能である点を強調した。

最後に乳腺部門の川崎医科大学乳腺甲状腺外科講師・医長・中島一毅氏は数々の臨床例を提示し、リアルタイム3Dエラスト機能をはじめとする「HI VISION Ascendus」の可能性について講演を行った。

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会場の様子

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挨拶を行う株式会社日立メディコ執行役社長・三木一克氏

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座長を務めた筑波メディカルセンター病院 ブレストセンター長兼診療部長・植野 映氏

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東京医科大学消化器内科主任教授・森安史典氏

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昭和大学横浜市北部病院外科准教授・福成信博氏

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川崎医科大学乳腺甲状腺外科講師・医長・中島一毅氏