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GE ヘルスケア・ジャパン、「Signa 甲子園2010」を開催~ 大阪大学医学部附属病院 上口貴志氏が最優秀賞を受賞 ~- MRI の最先端撮像技術の共有を通じて、日本のMRI 診断の進歩を図る -

[ 2010/12/14 ]
GE ヘルスケア・ジャパン株式会社は12 月4 日(土)、GE ヘルスケア製MRI「Signa(シグナ)」シリーズのユーザである放射線科技師・臨床検査技師が、その撮影テクニックを競う「Signa 甲子園2010」(MR Signa ユーザーズミーティング・全国大会)を下記のとおり、秋葉原・UDX カンファレンス(東京都千代田区)にて開催した。

MRI の撮影画像は技師のテクニックに依存する面が大きく、弊社では撮影技術などの情報交換や交流を目的にGE MR Signa シリーズのユーザが集う「Signa ユーザーズミーティング」を全国各地で開催している。さらに、各地のユーザーズミーティングがさらなる交流を図り、多くの放射線技師に日本の最先端の撮像技術を身につけてもらうために、ユーザーズミーティングの全国大会である「Signa 甲子園」を2005 年から実施している。

6 回目にあたる今回の「Signa 甲子園2010」では、180 名を超える全国のSigna ユーザの出席のもと、地方予選を突破した12 名および前年優勝者枠1 名の13 代表が撮像の技術や画像の美しさなどを競った。実力伯仲する各代表の白熱した闘いの結果、最優秀の金賞には、大阪大学医学部附属病院 上口貴志氏の「心電図同期T1 強調スピンエコー法のコントラスト改善法」が選ばれた。

また同コンテストの終了後、磐田市立病院・寺田理希氏をはじめとする3 氏から、「新アプリケーションの使用経験」と題する特別講演が行われたほか、今月初頭のRSNA(北米放射線学会)で発表されたGEヘルスケアの最新テクノロジーを紹介する「GE Healthcare Japan 最新技術発表会」が実施された。

                     記

日時: 2010 年12 月4 日(土)15:00~19:00
会場: UDX カンファレンス
主催: GE ヘルスケア・ジャパン株式会社
企画・運営: Signa 甲子園2010 実行委員会
実行委員長: 東京医科大学 八王子医療センター 津田英二氏
スケジュール:
第1 部 Signa 甲子園2010
 MRI撮像技術コンテスト(全国13代表が発表)
 特別講演 「新アプリケーションの使用経験」
   磐田市立総合病院・寺田理希氏
   市立旭川病院・川崎伸一氏
   横浜栄共済病院・高橋光幸氏
 表彰式

第2部 GE Healthcare Japan最新技術発表会
「Signa 甲子園2010」 開催報告

「Signa 甲子園2010」は12 月4 日(土)、秋葉原・UDX カンファレンス(東京都千代田区)にて、180 名以上のSigna ユーザの参加のもと開催された。Signa 甲子園は2005 年に第1 回が実施されて以降、毎年開催されており今回で6 回目となる。

今年は28 のユーザーズミーティングが全国5 ブロックの予選に参加。その中から、Signa 甲子園実行委員会の厳正な審査のもと、各ブロックの定数配分にしたがい、12 名の代表が選抜された。当日はこのメンバーに前年優勝者枠(青森県立中央病院・佐藤兼也先生)を加えた13 名の代表が、実際の臨床に即応用が可能な演題を次々と発表した。全代表の発表終了後、各ユーザーズミーティングの審査員および会場の参加者が、各代表の「画質」・「創意工夫」・「臨床的実用性」を総合的に評価し、以下の通り3 名の入賞者を決定した。

金賞:大阪大学医学部附属病院 上口貴志氏
 発表演題:「心電図同期T1 強調スピンエコー法のコントラスト改善法」
 発表要旨:スピンエコー法は現在においてもT1強調画像を得るための重要なパルス系列である。しかし,心電図同期下ではTRがRR間隔により決定されるため、多くの場合、TRが延長し十分なT1コントラストが得られない。スライス計画に工夫を加えることにより縦磁化を制御し、実効TRをRR間隔の約半分まで短縮させることでT1コントラストの改善を実現した。

銀賞:焼津市立総合病院 宮﨑研一氏
 発表演題:「描出困難な血管への挑戦 ~ Adamkiewicz 血管異常 ~」
 発表要旨:Adamkeiwicz などの描出困難な造影MRA では、血管が細く、造影剤到達のタイミングの予測が困難で良好な画像を得ることが困難なことが多い。撮像時間とk-space 充填法、造影剤の注入方法に工夫を 加えることで、安定して良好な画像を得ることを実現した。

銅賞:社会医療法人禎心会病院 土田修氏
 発表演題:「脳表 ~ 畳と静脈血は新しい方がいい ~」
発表要旨:通常の脳表(SAS)撮影では、撮像時間が長く、また、後処理が必要となり手間もかかる。 非造影の3D TOF 法を使用し、コイルのセッティング位置やスラブの厚み、スラブ間のギャップに工夫を 加えることで、脳溝と脳表静脈を1回の撮像でより容易に描出することを実現した。

金賞を受賞した大阪大学医学部附属病院の上口貴志氏は、「チーム一同で日々努力を重ねてきたこ とが、このような形で報われて大変うれしく思います。この結果に慢心せず、これからも一段と研鑽を積み重ね、患者さんのために役立てるよう、さらなる技術向上を図っていきたいと思います」と、喜びの気持ちを語った。

その他、Signa 甲子園2010 の第1部では、磐田市立総合病院・寺田理希氏、市立旭川病院・川崎伸 一氏、横浜栄共済病院・高橋光幸氏の3 名から、心臓や循環器の撮像を中心とした「新アプリケーショ ンの使用経験」と題する特別講演があった。また、第2部のGE Healthcare Japan 最新技術発表会で は、同社MR セールス & マーケティング部の池田陽介氏が、11 月28 日から12 月3 日の期間米国シカゴで開催されたRSNA(北米放射線学会)で発表されたGE ヘルスケアの新技術などをいち早く紹介した。

なお表彰式では、第1 回から昨年の第5 回までのSigna 甲子園で実行委員や顧問を歴任し、Signa 甲 子園の立ち上げや普及に多大な尽力をいただいた日本医科大学付属病院 技師長の土橋俊夫氏に功 労賞が贈られた。

なお同社では、今回の「Signa 甲子園2010」の発表内容を、当日参加できなかった全国のユーザに、 Signa ユーザー向け会員制ウェブサイト「Signa ・る( シグナル) 」(https://gecommunity.on.arena.ne.jp/signa-l_entrance/index.html)を通じてお知らせする予定。この「Signa・る」は開設後約4 年で、1,600 名に上るユーザー登録を獲得している。

同社ではこのようなユーザーズミーティングの開催を、MRI のみならず、CT やPET、核医学装置、超音波診断装置など他の製品群にまで拡大しているほか、開催地域を国内だけでなく世界各国に広げている。

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(写真中央)金賞受賞:大阪大学医学部附属病院 上口貴志氏
(写真左)銀賞受賞:焼津市立総合病院 宮﨑研一氏
(写真右)銅賞受賞:社会医療法人禎心会病院 土田修氏

【お問い合わせ】
GE ヘルスケア・ジャパン株式会社
広報グループ 松井亜起
Tel: 0120-202-021
Fax: 042-585-5360
Mail: aki.matsui@ge.com