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日本光脳機能イメージング研究会 開催

[ 2010/07/27 ]
第13回目となる日本光脳機能イメージング研究会は、7月24日(土)に東京都千代田区永田町・星陵会館で開催された。
今回の大会長である宮井一郎氏(森之宮病院)の「光脳機能イメージングとニューロリハビリテーション」からスタートしたプログラムは、教育講演2題、招待講演2題、一般口演6題、ポスター発表と続いた。

◆教育講演
1)「光脳機能イメージングの解析方法」三原雅史(森之宮病院)
2)「NIRS信号と神経活動」星 詳子(東京都精神医学総合研究所)
◆招待講演
1)「多重散乱系の解くべき課題-光トポグラフィー は何を見ているか?」田村 守(清華大学 医学院/北海道大学 先端生命科学研究院 )
2)「光脳機能イメージングとBrain Machine Interface」岡部達哉(株式会社本田技術研究所)

非侵襲的な脳機能イメージング法である近赤外スペクトロスコピー(Near Infrared Spectroscopy:NIRS)は、神経活動により生じた脳血流・酸素代謝の変化を、脳組織中の酸素化ヘモグロビン(oxy-Hb)と脱酸素化ヘモグロビン(deoxy-Hb)、両者の和である総ヘモグロビン(t-Hb)の変化を計測することで、局所脳活動の変化を捉えるものである。昨年の4月にNIRSを用いたうつ状態の鑑別診断の補助として先進医療に認められてことで脚光を浴びたが、医療はもとより人間の脳機能を推し量るツールとしての活躍が期待されている。Brain Machine Interface(BMI)とは、脳の活動から直接生じる信号から人の意味するところを読み取り、機械を操作する技術である。発表にあったように、人の意思でロボットをコントロールすることが可能になっている。また、人の感性、好み、嗜好をつかみ、製品開発に生かそうという動きも活発になっている。そのニューロマーケティングという市場が動き始めているが、そのキーテクノロジーとしてNIRSは大きな期待を集めている。口演にも今後の示唆する研究が多くあった。
これまでの年2回開催から、今回より年1回開催に変更された。来年2011年は7月23日(土)に開催される予定である。

【事務局】日本大学医学部 脳神経外科
 http://jofbis.umin.jp/

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