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日立メディコ“やさしさをカタチに”したOpen Design CT 64 列マルチスライスCT 装置「SCENARIA」を発売

[ 2010/06/15 ]
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株式会社日立メディコは、患者、医師や技師にもやさしいデザインを採用し、ストレスの少ないワークフローを実現した64 列マルチスライスCT 装置「SCENARIA*1」(シナリア)を発売する。

1.背景

X 線CT 装置の国内市場では多スライス化が進み、4~16 スライスの中級機の普及と同時に64 スライス以上の上級機が年間販売台数の約30%を占めるまで増えてきている。64 スライス以上の装置は、大学病院、地域の基幹病院や循環器領域を専門とする医療機関、その他人間ドックを提供する健診施設などで導入が進んでおり、これらの施設では、心臓検査を含むあらゆる部位の検査が短時間に終了し、MPR 像*2 や3D 像の処理能力が高く、生活習慣病予防を支援する検診アプリケーションを備えた装置が求められている。同社は、これらの病院・健診施設向けに、64 列マルチスライスCT 装置 「SCENARIA」を発売する。

2.製品の特長

(1)患者に安心感を与えるOpen Design

広い開口径(75cm)、短い奥行き(88cm)という非常に開放的(Open)なガントリサイズに加え、開口部のカバー形状やカラーリングに工夫を施し、患者さまに与える圧迫感が少ないデザインに仕上げた。また寝台は、天板が47.5cm と幅広く、マットも患者さまの全身を包み込む幅の広いもの。これにより安定感のある固定を可能にし、患者へ安心感を与える。

(2)多目的液晶モニタ「Touch Vision」

ガントリ正面上部には、検査中にさまざまな用途で使用することができる液晶モニタ「Touch Vision」を搭載。検査内容について説明したガイダンス表示や、息止め練習機能などのメニューが10 ヵ国語に対応しており、国内だけでなく海外からの患者に安心して検査を受けていただくためのコミュニケーション(対話)をサポートする。

(3)新設計コンソール

コンソール表示画面は24 型ワイドモニタ1 台にまとめ、目にやさしいカラーリングと使いやすいボタン配置を考えた新しいGUI を採用。また、操作系は使いやすさとスペース効率に配慮して撮影開始などの専用ボタンをキーボードに統合し、コンパクトな操作環境を提供している。

(4)高速・高画質を両立

高速ビューレートにより心臓のような小さな部位だけでなく全身に対して0.35 秒/回転の使用を可能にし、全身撮影においても高速化を実現。さらに、日立独自のコーンビーム再構成により高速で高画質な撮影を実現した。

(5)被ばく低減技術

①繰り返し適応型ノイズ低減処理「Intelli IP」
低線量撮影で得られたデータを繰り返し処理することでノイズ低減を図るIntelli IP (Iterative Processing)を標準搭載した。

②横スライド寝台*3+Bow-tie フィルタ
寝台天板を横方向にスライドさせる機構により、患者さまを動かすことなく、心臓撮影時に心臓を中心にポジショニングさせることができる。また、専用Bow-tie フィルタによってX線ビームを心臓周辺に絞ることが可能。これらの組合わせによりX 線を照射する部位を限定することで、心臓撮影における被ばく低減を実現した。

*1:SCENARIA は株式会社日立メディコの登録商標です。
*2:Multi Planar Reconstruction:収集した多スライスデータから任意断面像を作成する処理です。
*3:オプション機能です(本オプションは、2010 年9 月より発売予定です)。

3.販売名称:全身用X 線CT 診断装置 SCENARIA (医療機器認証番号:221ABBZX00081000)

4.定価(標準構成):13 億円(システム構成により価格は異なります)

5.発売時期:2010 年7 月

6.目標販売台数:70 台(2010 年度)

【お問い合わせ】
株式会社日立メディコ
マーケティング統括本部
CT 戦略本部 【担当:羽田野、伊藤】
〒101-0021 東京都千代田区外神田四丁目14 番1 号 秋葉原UDX18 階
電話 03-3526-8305