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JIRA、平成22年度通常総会開催

[ 2010/06/02 ]
去る6月1日(火)、社団法人日本画像医療システム工業会(以下、JIRA)の平成22年度通常総会を開催した。総会に先立ち、(株)イリモトメディカル代表取締役(医学博士)の煎本正博氏による、「放射線科医による画像IT技術の有効利用-システムベンダーとの良好な関係の構築-」と、東京農工大学学長(工学博士)の小畑秀文氏による「生きている人体の解剖-計算解剖学が拓く近未来の診断の治療-」と題した2つの特別講演が行われた。

前者の煎本氏による講演では、IT技術を駆使した遠隔画像診断システムを構築し、勤務医が多いとされる中で独立放射線科医の現状、有用性、課題などについて、最前線の現場の状況が語られた。

後者の小畑氏による講演では、多臓器、多疾病を一度に診断支援することができる次世代のCAD(コンピュータ診断支援装置)開発について語られ、人体解剖における統計数理的に記述ができる計算解剖モデルの表現方法や、膨大な個体数の画像データからモデルを構築する方法の開発研究により、診断や治療を高度に支援できる応用技術の開発を目指す新しい学術領域「計算解剖学」による画像医療システムの将来性に関する講演が行われた。

総会では、平成21年度において、国内市場の景気回復の兆しが見られる中、薬事法に対する承認期間・申請費用などの問題や、診療報酬制度上の画像医療システムの評価の明確化、医療機器に関する国際的な規制の動きなど様々な課題に対して関係団体と連携して行政に積極的な提言や直接的な活動を行ってきたと総括した。平成22年度は、画像医療システムの技術革新に伴う、医療としての技術の確立と適正な評価と市場のグローバル化による新興マーケットの開拓を重要視し、「JIRA将来構想プロジェクト」を立ち上げ、“画像医療システム産業の新ダイナミズムの形成”に向けたアクションプランをまとめた。

また、平成22・23年度役員の選任が行われ、会長には前年度より引き続き加藤久豊氏(富士フィルムメディカル株式会社)が就任し、JIRA会員各社の役に立てる活動実現のために、多くの声を寄せてほしいと述べた。

総会後には、JIRAでの功績・貢献などを称えた表彰式が行われ、23名の受賞者が加藤会長より表彰状が贈られた。
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(株)イリモトメディカル代表取締役(医学博士)・煎本正博氏

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東京農工大学学長(工学博士)・小畑秀文氏

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JIRA会長・加藤久豊氏

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平成22年度JIRA会長表彰受章者

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