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NEC 中国で医療ソリューション事業を開始~中国ローカルベンダとの協業により事業展開を加速~

[ 2010/05/24 ]
NECは、グローバル事業強化の一環として、中国で医療ソリューション事業を開始する。

中国では昨年4月、「医薬衛生体制改革重点実施案(2009-2011)」が発表されたことで医療制度改革が本格化し、医療情報市場の急速な成長が見込まれている。こうした市場動向をふまえ、NECは中国の医療向けソリューション事業においてトップレベルの技術と実績を有する重慶中聯(ジュウケイチュウレン)信息産業有限会社(以下 中聯社)と共同で、医療事務・オーダリング・電子カルテ等を実現する大規模病院向け医療情報パッケージソフトを開発した。NECは本日より、中聯社と共同で新パッケージソ フトの販売を開始する。

NECは今後、さまざまな中国ローカルベンダとのパートナーシップにより、医療ソリューション事業体制を拡大していく。

概要は以下のとおり。

1.中国の大規模病院向けパッケージソフトの開発・販売

中聯社は、中国の中堅規模病院向けに独自のパッケージソフトを開発・販売しており、既に1,700以上の病院に導入実績を持つ中国国内トップレベルの医療領域専門のSIベンダー。今回、NECが日本国内で培った先進の医療ソリューションの技術・ノウハウと、中聯社が培った中国の病院特有の業務プロセスやニーズに関する知識・システム開発力を融合し、新パッケージソフトを共同開発した。

新パッケージソフトは、現在、中国に約800ヵ所ある大規模病院(中国では「三甲病院」と呼ばれる)を主なターゲットとし、医療事務・オーダリング・電子カルテをはじめ、薬剤・検査などの各部門システムや、院内OAシステムなど、院内業務全般に対応できる機能を備えている。

先行的に、重慶第二人民病院(約850床)から受注している。

2.販売・マーケティング体制の確立

NECは、中国現地法人であるNEC(中国)有限公司(注1)を中核として事業体制を構築する。第一ステップとして、中聯社の要員と合わせて計30人の開発・コンサル・営業体制を構築。

NECは今後、中国各地域における事業基盤や専門性を有するさまざまな中国ローカルベンダとのパートナーシップを検討し、医療ソリューション事業体制を順次拡大する。こうしたパートナーと共に、NECのインフラ技術・電子カルテ用高精細ディスプレイなどのハードウェア製品を組み合わせたソリューションを拡充していく。

中国政府は2009年から2011年までの3年間で医療制度改革に総額8,500億元(約12兆円)を投入する予定で、中国医療情報化市場は2009年からの3年間で年平均成長率14%程度の高い成長が予測されている。電子カルテの整備や地域医療、住民生涯健康カルテ等の導入計画が注目されており、医療機関向けのコンサルティングサービスやトータルソリューションの提供が求められている。

NECはこれまで、日本国内で「MegaOak(メガオーク)」ブランドを中核とした医療ソリューションの開発・販売を推進してきた。ここで培った技術とノウハウをベースに、中国での医療ソリューション事業を推進していく。

  なお、このたび開発した新パッケージソフトは、「2010中華医院情報ネットワーク大会」(北京、5/25~26)および「HIMSS AsiaPac10」(北京、5/27~28)に出展する。

【お問い合わせ】
NEC 公共・医療グローバルソリューション部
電話:(03)3798-2951
FAX :(03)3798-6407