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GE ヘルスケア・ジャパン デジタルマンモグラフィの最上位装置2 機種を発売
~ 生検対応機種と車載機種、低被ばくと高画質撮影を両立し検査時間も大幅短縮 ~
― 拡張性の高い新プラットフォームを採用し、将来的な機能拡充にも対応 ―

[ 2010/04/06 ]
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GE ヘルスケア・ジャパン株式会社は4月5日、フルデジタルマンモグラフィ 「Senographe(セノグラフ)」 シリーズの最上位装置を2 機種発売した。

今回市場投入するのは、乳がんの精密検査で行うバイオプシー(穿刺)*1 のステレオ撮影機能*2 を備えた「Senographe Essential(セノグラフ・エッセンシャル)」と、マンモグラフィ検診車搭載用の「Senographe Essential-e(セノグラフ・エッセンシャル・イー)」の2 製品。

Senographe Essential は、バイオプシー対応の「Senographe DS LaVerite(セノグラフ・ディーエス・ラベリテ)」(2008 年4 月発売)の上位機種。Senographe Essential-e は乳がん検診専用装置「Senographe DS Depister (セノグラフ・ディーエス・デピスティ)」(2008 年4 月発売)の上位機種で、世界で初めて*3 フラットパネル型デジタルディテクタ(FPD)を搭載した「Senographe 2000D(セノグラフ2000D)」に続くマンモグラフィ検診車搭載対応装置。

両装置の最大の特長は、FPDの高性能化と新たなデータ処理技術の搭載でさらなる高画質化と機能選択の拡大を図り、診断能力の飛躍的な向上を実現したことと、検査時間を大幅に短縮し患者の負担を格段に削減したこと。加えて、拡張性の高い「Essential プラットフォーム」を搭載し、将来的な技術革新にも柔軟に対応できる設計を施したことも特長の1 つ。

両機種の診断能力向上を実現しているのが、FPD のさらなる高性能化と新開発のデータ処理技術。一般的にFPD はX 線照射量が少ない低線量領域ではDQE(量子検出効率)*4 が下がり、画質が一層低下する傾向にあった。そのため、一定レベルの画質維持のためにはX 線照射量の低減がむずかしく、結果として被ばくの増加につながっていた。

今回発売する両機種では、GEの独自技術をもとにFPDをより一層最適化することで低線量領域のDQE 低下をさらに抑制することに成功。トレードオフの関係にある低被ばくと高画質を両立している。 また両装置に搭載した新たなデータ処理技術が「Premium View(プレミアムビュー)」。乳房の皮膚面から乳腺の密集した深部までの全領域をスピーディに見やすく表示できる技術で、これまでは専用のビューワ(表示モニター)のみに搭載していたが、今回初めて装置本体に複数タイプを組み込んだ。このPremium View の装置への組み込みで、読影医は自分のニーズに最適なタイプの高精細画像を汎用のビューワで参照できるようになる。

また、Senographe Essential とSenographe Essential-e はSenographe DS LaVerite およびSenographe DS Depisrer の基本性能を継承しており、受診者が入室してから退室するまでのトータルの検査時間を大幅に短縮。Senographe Essential は、自社開発のFPD の搭載などで立ち上げ時間を格段に短縮、加えて撮影角度や乳房厚・密度解析にもとづく撮影条件の自動設定機能の搭載で、フィルムスクリーンやCR 機では手動だった撮影前準備の自動化も実現する。さらに最新のデータ処理技術と新開発の二重陽極X 線管の採用などで、ほぼリアルタイムでの画像表示や待ち時間ゼロでの連続撮影を実現、電源を入れてから最初の受診者の検査完了までの時間を飛躍的に短縮する。

またSenographe Essential-e は、現在車載装置で主流のCR 機と比べて検査時間を大幅に短縮する。CR 機では受診者の位置決めから実際の撮影までの過程において、撮影の左右マーク付け、IP プレートの抜き差しなどが追加で必要だが、Senographe Essential-e ではこれらの追加プロセスがすべて不要なため、CR 機に比べて検査時間を飛躍的に短縮。さらに、CR 機では検査後に実施していた画像確認も検査中に可能となる。

このように両機種とも、検査時間を大幅に短縮することで、受診者の負担を最小限に抑えるほか、検査 効率を向上し、1日に撮影できる受診者数の増大に貢献する。Senographe Essential は、拡張性の高い「Essential プラットフォーム」を搭載することで、今後予定されている技術革新を柔軟に取り込める設計としている。

その他のSenographe Essential とSenographe Essential-e の特長

 エルゴノミクス(人間工学)に基づく設計で、受診者の不安や緊張の軽減と診断能力の向上を実現
 柔らかい雰囲気を醸し出す丸みを帯びた設計
 撮影者が常に受診者と向き合いながら操作できるボタンレイアウトを採用
 検査時に受診者が自然に手を預けられるハンドルを設置
 乳房の形質に合わせて圧迫する力を自動調節する機能を採用
 最適な腋下ポジショニングが可能なスライディングパドルを搭載
 FPD の最適化に伴い、温度変化への耐性を向上
 一般的なFPD に比べ温度変化強く、最適な室内温度での検査を可能にするほか、FPD の高い 安定性と耐用年数の長期化を実現
その他のSenographe Essential の特長(すべてオプション)
 水平・垂直両方向からの乳房撮影が可能なため(現在、当社製デジタルマンモグラフィのみ可能)、 病変部にアクセスしやすい方向、またはより傷の目立たない部位からの穿刺が可能
 現在主流の1 メガモニターに比べて3 倍の画素数を有する3 メガモニターを搭載、表示画像の高精 細化による診断精度の向上を実現
 安定性が高い側臥位の状態でバイオプシーが可能な「DBI テーブル」を用意、受診者の苦痛を最大 限抑えるとともに、体動抑制による検査時間の短縮を実現

・薬事販売名:DBI テーブル 医療機器製造販売届出番号:13B1X00150XR0031

マンモグラフィ検診車は室内の温度変化や移動時の振動が激しいため、車載搭載機種は施設設置装置に比べて苛酷な運用環境への対応が必要となるほか、1日に数多くの検査を確実にこなせるような安定性や検査時間の短縮も求められる。そのため、現在の車載搭載機種はアナログタイプが主流だが、同社は国内唯一のFPD 搭載車載型マンモグラフィ「Senographe 2000D」で培ってきた実績をもとに、車載型で特に必要とされる安定稼働や短い検査時間、温度変化や振動への耐性向けた改良を積み重ね、今回発売するSenographe Essential-e に組み込んだ。

同社は、フルデジタルマンモグラフィ「Senographe」シリーズとして、2000 年に世界で初めてFPDを搭載した「Senographe 2000D」、2004 年に日本初のバイオプシー機能を備えたハイエンド機種「Senographe DS(セノグラフ・ディーエス)」を発売。その後2008 年にSenographe DS の新シリーズとして「Senographe DSDepister」と「Senographe DS LaVerite」を発売するなど、常に最先端の技術で国内のデジタルマンモグラフィ市場をリードしてきた。現在国内で稼働するSenographe シリーズは290 台以上(そのうち車載搭載装置は23 台)、当社のデジタルマンモグラフィの市場シェアは6 割以上と業界トップを誇っている。

同社は、今回発売するSenographe Essential をバイオプシー検査対応装置の最上位機種と位置づけ、大学病院や地域基幹病院、ならびに乳腺専門外科を主対象に販売するほか、Senographe Essential-e をマンモグラフィ検診車向け最上位機種として、全国のがん治療施設や検診センターを主対象に販売することで、デジタルマンモグラフィ市場におけるトップの地位のさらなる強化を狙う。

・製品名 (括弧内は承認名称) :
Senographe Essential (セノグラフ2000DS シリーズ 類型:2000DS-S Essential)
Senographe Essential-e (セノグラフ2000DS シリーズ 類型:2000DS-M Essential)
・発売日 :2010 年4 月5 日
・希望小売価格 :1 億9,000 万円 / 1 億7,500 万円
・初年度国内販売目標 :70 台
・医療機器認証番号 :21600BZY00218000

【お問い合わせ】
GE ヘルスケア・ジャパン株式会社 広報・松井亜起
Tel: 0120-202-021 Fax: 042-585-9541
Mail: aki.matsui@ge.com