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直感的で分かりやすい操作性を、新設計で実現 ―診療所での「使いやすい」を一層向上させた新型電子カルテシステムを発売―無床診療所向け統合型電子カルテシステム「SimCLINIC T3」

[ 2010/02/08 ]
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島津製作所は、従来の電子カルテシステムの設計を見直し、診察に必要な情報を1画面にまとめるなどカルテ画面を一新し、直感的な操作でよりスムーズな業務が行える新型の電子カルテシステムを開発しました。2月3日から発売した。

無床の診療所を対象とする当社の電子カルテシステムは、診療所での患者受付、診察時の医師によるカルテ入力、会計時のレセプト(診療報酬請求明細書)処理機能に加え、X線撮影検査などの検査装置で得た画像のファイリング機能など、診療所での一連の業務に必要な機能をすべて標準搭載し、各機能を有機的に連携させていることが従来からの大きな特長である。

今回、その特長を最大限に引き出し、医療現場での使いやすさを一層向上させるために、カルテの画面設計を一新し、紙カルテのイメージで直感的に入力できるとともに、医師が診察時に必要な情報を一画面にまとめ、確認できる画面レイアウトにした。1つの画面に、(1)患者の基本情報、(2)当日のカルテ、(3)過去のカルテ、のほかに、(4)患者の来院履歴を一覧表示し、そこから過去の検査・処置・処方履歴などを取り出せるようにし、さらに、(5)処方する薬剤の組み合わせパターンを登録して、処方の際に必要な薬剤を一括選択できる便利な機能をそろえた。参照したい検査画像も必要に応じて過去のカルテや来院履歴などからも簡単に探し出して表示でき、患部に関する図をカルテに記録したい場合も、検査画像を利用することができる。

また今年7月からは、診療報酬の請求方式が原則として電子請求に変更される予定である。新製品は、厚生労働省が策定した「レセプトのオンライン請求に係るセキュリティに関するガイドライン」に対応し、安全化されたインターネット回線(セキュアネットワークサービス)を利用して、電子カルテ端末から、診療報酬のオンライン請求が可能。さらにこの回線を利用して、リモートメンテナンスの体制を整えており、全国均一に迅速なサービスを提供する。

国内の診療所市場での電子カルテの普及状況は、まだ十数パーセントであり、今後も電子カルテの需要はさらに拡大していくとみられている。当社は、診療所でのよりスムーズな業務の実現に向け、「ひとつ先の使いやすさへ」をキーワードに開発を進めた。操作性を大きく向上させたこの新型電子カルテシステムを市場投入し、販売・サービスを行う島津メディカルシステムズ(株)とともに拡販を図る。

【新製品の特長】<br/> 1. 診察に必要な情報を一画面にまとめた新設計の画面レイアウト
画面の上段に患者の基本情報、中央左側に過去のカルテ、中央右側に当日のカルテを配置し、下段には患者の来院履歴と、薬剤処方に役立つ機能「オーダーパレット(特長2で説明)」を配置。紙カルテのイメージでカルテ入力ができるとともに、診察に必要なさまざまな情報を簡単に取り出して確認できる。

2. 診察に役立つ充実した機能
各機能のボタンを、直感的に使えるよう配置。画面下段の、同社のオリジナル機能である患者の来院履歴は、一覧表示した履歴を選択することで、過去の検査・処置・処方履歴など必要な情報を簡単に探し出せる。また「オーダーパレット」は、処方する薬剤の組み合わせを、あらかじめグループ化して登録しておける機能で、複数の薬剤を一括で選択してカルテに入力できる。新たな薬剤を組み合わせて処方した場合も、カルテ入力時に簡単に新規登録できる。

3. 各機能が有機的にスムーズに連携
カルテに加えて、レセプト機能、画像ファイリング機能が一体となった電子カルテシステム。診療所で必要な機能をすべて標準搭載し、機能間や端末間の連携がスムーズです。診察時だけでなく受付から会計まで、さらに検査、保険請求処理などの業務についても、スムーズに行える。

4. レセプトオンライン請求に対応
セキュアネットワークサービスを利用して、電子カルテ端末から、診療報酬のオンライン請求も可能。

5. 全国均一の安心のサポート体制
当社は、電子カルテシステム専用のサービスセンターを京都の本社工場内に設け、全国均一のリモートメンテナンスサービス体制を敷いているほか、全国を53のサービス拠点でカバー。

【新製品の概要】
商 品 名 : 無床診療所向け統合型電子カルテシステム「SimCLINIC(シムクリニック) T3」
価  格 : 550万円から(システム構成により異なる) 税込み
販売計画 : 発売後1年間の販売予定数 200台 (国内のみ)