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第95回北米放射線学会(RSNA 2009)で、2機種の最新型MRIを発表“Timおよび 新技術の搭載によりMRI検査の生産性を最大30%まで引き上げる”

[ 2009/12/02 ]
シーメンス・ヘルスケアは、新世代のTim(Total imaging matrix)テクノロジーと撮影ワークフローの効率化を実現させる新テクノロジーにより、MRI検査の生産性を一層向上させた。これらのテクノロジーは、シーメンス社の新しい1.5T MRIおよび新しい 3T MRI スキャナに搭載され、11月29日から12月3日までシカゴ市のマコーミック・プレイスで開催中の第95回北米放射線学会(RSNA 2009)で公開されている(レイクサイド・センター、イースト棟、ホールD、ブース #825)。この2種類の新しいMRIは、Timおよび新テクノロジーの両方が搭載された最初のMRIとなる。Timと新テクノロジーの組み合わせにより、患者を中心に据えたケアを実現し、MRIのワークフロー全体を大きく改善。また同時に検査室から離れた場所で、患者の撮像準備を簡単に行うための可搬型の患者寝台や、ケーブルレスでセットアップが容易に行えるコイルを組み込むことにより、迅速で簡便なセットアップと、より高い信号雑音比(SNR)を可能にするコイルを提供する、まったく新しいイノベーティブなテクノロジーなども紹介している。

シーメンス独自のTimテクノロジーが2003年に導入されて以来、4,000以上のTim搭載システムMRIが販売されている。旧来のアレー構造に続くテクノロジーとして、シーメンスは1997年にIPA(Integrated Panoramic Array)テクノロジーを、そして2003年にTimテクノロジーを他社に先駆けて開発した。

今回発表したTimテクノロジーは、Timの最新バージョンであり、最も進化した次世代型のコイルテクノロジー。現在のTim は第4世代となり、超高密度コイル、DirectRFおよび柔軟性、精度および速度を向上させる 優れた機能を提供する。最新のTimテクノロジーでは、より多くの受信チャンネルとコイルエレメントが 使用可能な新設計の超高密度コイルを実現している。

この結果、ユーザは超高密度コイルによる撮像をサポートするのに十分なチャンネルを確保できることで、高い信号雑音比(SNR)の高品質な画質を常に得ることができ、また、高速処理により撮像から画像構成においての生産性をさらに高めることができる。さらに、Tim コイルは継ぎ目なく高密度に配置され、広範囲な部位をシームレスにカバーすることができるため、コイルと患者の位置決めの必要がなく、患者の全身(205 cmまで)から微小な細部まで、完全な撮影を行うことができる。

現在のヘルスケア環境は、スタッフ不足、不十分な保険償還、そして検査時間の制限という難問に直面している。シーメンスはMRIのワークフロー全体に及ぶ生産性を最重要視し、この先進的なRFソリューションによる新テクノロジーの開発に成功。この新テクノロジーにより、Timテクノロジーのポテンシャルをさらに最大限に引き出すことで、画像の整合性が高まり、診断の信頼性が向上し、同時に、より簡素化されたオペレーションにより、MRI検査の生産性が向上した。

また、検査の自動化により、一貫した正確な臨床画像を得ることができると同時に、実質的に患者一人 一人に対してカスタマイズされた最適な検査を実施できることにより、病院スタッフがより効果的で優れた患者ケアを提供できるようになる。これに加えて、365日24時間体制で全リソースを高度に活用できる検査の生産性の向上から、臨床的なクオリティの向上と病院経営面での効率化に大きく貢献することが期待される。Timおよび新テクノロジーは、まさにこのために導入されたといえる。

「私たちは、今日のヘルスケアにおける難しい課題へのソリューションを担うために、懸命に努力しています。シーメンスは、MRIの新時代の到来を誇らしく思っています」と、シーメンス・ヘルスケアMR事業部のCEOであるウォルター・メルツェンドルファーは述べ、「Timと今回発表した新テクノロジーは、今日の厳しいヘルスケア経済環境に直接応えることのできるテクノロジーです。そして、これらの技術により、迅速で効果的なスループットが実現され、1日当たりのMRI検査における生産性が最大30% まで向上することが期待できます。」とも語っている。

【お問い合わせ】
シーメンス株式会社
コミュニケーション部
ヘルスケアマーケティングコミュニケーショングループ
丹野ゆかり
TEL: 03-5423-8421 FAX: 03-5423-8494
e-Mail: yukari.tanno@siemens.com