HOME > 新着ニュース

新着ニュース

GEヘルスケア・ジャパン、次世代のフルデジタル一般X線撮影装置を発売~ FPDの機能強化と高性能アプリケーションの搭載で、検査効率向上や被ばく低減を実現 ~

[ 2009/09/24 ]
GE%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%A2_DiscoveryXR650.jpg
GEヘルスケア・ジャパン株式会社9月24日、GE社製フラットパネル型デジタルディテクタ(以下FPD)を搭載したフルデジタル一般X線撮影装置の新機種「Discovery XR650」を、大学病院や地域基幹病院、ならびに整形専門クリニックを主対象に発売した。

Discovery XR650はGEの最新技術を融合し、さらなる機能強化を図ったフルデジタル一般撮影装置の最上位機種。FPDの設計改良やポータブル化に加えて、任意の複数断層画像を一度に得ることが可能なトモシンセシスなど高性能アプリケーションを搭載。ハードウェアとソフトウェア両面での機能強化を図ることで、医療機関からのニーズが高い検査効率や操作性の向上、ならびに臨床応用範囲の拡大や診断精度アップを実現するほか、被ばくの低減や待ち時間の短縮など受診者の負担軽減に大きく貢献する。

ハードウェア面ではまず、すでに全世界で1万5,000枚の累計出荷実績を有し高い安定性と信頼性を誇る自社開発の一枚成形FPDを搭載、X線を瞬時にデジタル信号に変換することで、従来のCR(Computed Radiography)撮影に比べて検査時間を半減するなど、検査効率を大幅に向上、患者の待ち時間短縮に貢献。またFPDのシステム設計を改良することで、77%という高レベルのDQE(量子検出効率)を実現し、低線量と高画質を両立することで、従来と同等の画質であれば被ばく量を最大50%削減する。さらにDiscovery XR650 には可搬型のポータブルディテクタも搭載、これまでの固定式FPDでは難しかった膝関節や股関節などの撮影も可能になるなど、あらゆる部位の撮影に対応できるようになる。

ソフトウェア面では、診断の精度向上や操作性アップを実現するアプリケーションを3つ搭載。1つ目が、一般撮影装置用としては当社のみ採用しているトモシンセシス「ボリューム・ラド」。1回の撮影で、検査部位に異なる角度でX線を連続パルス照射し、撮影後コンピューターで画像を再構成することで、任意の複数断層画像を1度に得ることができる機能で、通常の単純X線撮影では見逃す可能性のある手首や足首の微小骨折の診断に優れている。またCTやMRIの撮影で起こりやすい金属アーチファクトが少ないため、人工関節が埋め込まれた部位周辺の診断などにも有効で、整形外科領域において高い有用性が報告されている。

2つ目が、2種類の異なる管電圧で撮影した2枚の撮影データから、エネルギー差による情報を差し引きすることで、最適な画像を再構築する「デュアルエナジーサブトラクション」。従来は、内臓や筋肉などの軟部組織が硬い骨と重なると、軟部組織が鮮明に描出されない場合があったが、この機能を搭載することで、通常の撮影画像に加えて、骨を除いた軟部組織画像、および骨組織画像の作成が可能になる。臨床的には骨や外部組織、石灰化異常の描出が容易になるため、胸部や腹部の診断に有効。

最後が、撮影から画像合成までの長尺撮影をフルオートで実現する「オートイメージペースト」。脊椎全域や下肢全域などの長尺撮影の際には、分割撮影した画像を張り合わせる必要があるが、この機能の搭載で、立位最大5画像、臥位最大3画像まで自動的に収集し、各画像の位置や濃度の最適化を図った上で瞬時に合成が可能になるため、長尺撮影時の効率を大幅に向上する。

その他のDiscovery XR650の特長は以下の通り。

 生産性を加速する各種オート機能を搭載
 天井走行式X線管サスペンションに電動走行制御機能を追加、撮影部位に合わせてX線管が立位撮影台と臥位撮影台間を自動的に移動するオートポジショニング機能を搭載。従来手動で実施していた撮影部位の位置決めが自動で可能になるため、操作性が向上
 天井走行式X線管支持装置にタッチパネルスクリーンを搭載。分かりやすく配置されたディスプレーを採用し、撮影室内での条件確認や簡単な操作が可能に
 被写体や撮影部位に応じて、X線管が最適な撮影位置へと自動的に追従するオートトラッキング機能を搭載。ポジショニングの労力を軽減し、検査効率を飛躍的に向上
 多岐にわたる撮影に合わせて、部位情報に基づき画像をカスタマイズすることが可能。撮影の開始から、撮影後の画像転送まですべて同一の画像処理ワークステーションで簡単に操作可能に
 立位撮影台のディタクタ部の向きを電動および手動で簡単に変更可能。四肢撮影などの幅広い用途に、効率的に対応
 照射野の確認、照射サイズ変更、オートポジショニング機能、立位撮影台のディタクタ部の上下動、角度変更などを手元で簡単に操作できる赤外線リモコンを搭載
 天井走行式X線管支持装置と立位撮影台のみのシンプルな機器構成から、検査パフォーマンスを最大まで引き出せる立位撮影台と臥位撮影台にポータブルディテクタを追加した3ディテクタの構成まで様々な構成パターンを用意、一般撮影室の用途に合わせて最適な選択が可能
 当社のブロードバンド回線を活用したリモートメンテナンスサービス「インサイト・ビービー」に対応、装置の不具合が発生した場合でも遠隔で保守・修理が可能なため、ダウンタイムの軽減に寄与する。結果として一日に撮影できる患者の数も増やせるため、病院経営効率化にも貢献する

GEヘルスケアではこれまで、一般撮影装置ではDefinium、MRIではSIGNAなど製品群ごとに異なるブランドを採用してきたが、現在すべての製品群のブランドを、最先端テクノロジーや最新アプリケーションを搭載した最上位機種の「Discovery」、生産性や効率性に優れ一段と質の高い診療を可能にする「Optima」、シンプルで高い操作性を誇り日々の臨床ニーズに応える「Brivo」の3つに集約する動きを全世界的に進めている。

今回発売するDiscovery XR650は、新ブランドで発売する一般撮影装置の1号機となる。同社はこれまで、FPD搭載フルデジタル一般撮影装置として、2000年に胸部用の「Revolution XQ/i」、2002年に天井走行式X線管装置「Revolution XR/d」、そして2006年4月に新撮影アプリケーションを搭載し、検査効率の向上と操作性の改善を実現した「Definium 8000」を発売、また本年4月にはコニカミノルタエムジー株式会社と「PLAUDR X60(同社製品名Definium 6000)」の国内発売契約を締結してきた。

医療機関のデジタル化や効率化を背景に国内のデジタルX線装置市場は過去数年にわたって高い成長を遂げている。一般撮影装置では現在CRシステムが主流だが、同社はFPD搭載装置ならではの優位性を有するDiscovery XR650を大学病院や地域基幹病院、ならびに整形専門クリニックでの主対象に積極的に拡販するとともに、市場に技術力をアピール、フルデジタル一般撮影装置全般の拡販と、同市場におけるシェア拡大を図る。

・製品名: Discovery XR650(ディスカバリー・エックスアール650)
(販売名称:据置型デジタル式汎用X線診断装置Discovery)
・発売日: 2009年9月24日(木)
・希望小売価格: 1億7,000万円(税込み)
・初年度国内販売目標台数: 20台
・医療機器認証番号: 221ACBZX00068000

【お問い合わせ】
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
広報グループ 松井亜起
Tel: 0120-202-021 Fax: 042-585-9541
Mail: aki.matsui@ge.com