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富士フイルム デジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO U 」を発売

[ 2009/09/08 ]
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富士フイルム株式会社は、X線量の低減と高画質を両立するため、世界で初めてX線照射面側から光信号を読み取るフラットパネルディテクタ(FPD)を搭載した、立位タイプのデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO U」(以下、「CALNEO U」)を、9月8日より富士フイルムメディカル株式会社(社長:平井 治郎)を通じて発売した。

デジタルX線検査は、さまざまな疾患の検査方法として広く定着している。最近ではX線変換効率がより高く、画像表示スピードもさらに速いFPD搭載のデジタルX線画像診断装置が注目され、大病院を中心に導入が進んでいる。現在、FPDは、使用される素材によって、アモルファスセレン(a-Se)やヨウ化セシウム(CsI)、ガドリニウムオキサイドサルファ(GoS)の3つのタイプがあるが、GoSタイプは、素材自体の性能安定性がa-SeやCsIと比べて優れているため、管理しやすいという利点がある一方で、画質のさらなる向上が課題とされていた。

今回、GoSタイプの「CALNEO U」は、画質向上のため、従来型のFPDとは反対側のX線照射面側にセンサーを配置し光信号を読み取る、世界初の「ISS方式」のFPDを搭載している。光信号がセンサーに到達するまでの距離を短縮させて、拡散・減衰を抑えこむことで、X線変換効率が大幅に向上。さらに、精密塗布技術や粒子形成技術により、蛍光体層を厚くして、高密度に蛍光体粒子を配置しているため、少ないX線量でもシャープなX線画像を提供。撮影後、約3秒で画像を表示し、スピーディーに確認できる。

また現在の医療施設でスタンダードとなっているデジタルX線画像診断装置「FCR」に採用している当社独自の高度な画像処理技術“Image Intelligence™”を搭載。高いX線変換効率との相乗効果で、診断に最適な高画質画像を実現するとともに、臨床現場で頻度高く行われる過去のFCR画像との比較診断の際にも、違和感を与えない診断画像を提供。このほか、「CALNEO U」の操作と画像処理を行う制御装置「Console Advance」は、「FCR」の制御装置としても兼用が可能。既設の「FCR」を最大限に活用した最適なワークフローを提供するとともに、省スペース化にも貢献する。


                             記

1. 品名
FUJIFILM DR CALNEO U (立位タイプ)
薬事販売名 : 富士フイルム DR-ID 300 (薬事承認番号:221ABBZX00151000)
※ 「FUJIFILM DR CALNEO U」は、DR-ID300の構成品のデジタルラジオグラフ(立位撮影台タイプ)、「FUJIFILM DR CALNEO U」の制御装置「Console Advance」は、DR-ID300の構成品の画像処理ユニット。

2. 発売日
平成21年9月8日

3. 標準ユーザー渡し価格
3,400万円(税抜き)

4. 主な特長
1) 世界初!新「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載
X線から変換された光信号を読み取るセンサーを、従来型のFPDとは反対側のX線照射面側に配置して、X線照射面側から光信号を読み取る「ISS方式」の間接変換方式FPDを搭載。光信号がセンサーに到達するまでの距離を短縮させて、拡散・減衰を抑えこみ、X線変換効率を大幅に向上させている。さらに、精密塗布技術や粒子形成技術によって、蛍光体層を従来よりも厚くし、異なるサイズの蛍光体粒子を最適に配置して高密度化を図ることで、少ないX線量でもシャープなX線画像を得ることができる。
FPDの素材には、性能安定性に優れたGoSを採用している。 撮影後、約3秒で画像表示。スピーディーな画像確認ができ、次の撮影への移行がスムーズにできる。
2) 独自の画像処理技術“Image Intelligence™”搭載による高画質な診断画像を提供
画像間の濃度のばらつきを抑え安定した均一な画像に変換する「自動濃度補正機能」、空間周波数ごとに特性を調整することで診断目的に適したバランスの良いシャープで自然な強調画像を提供する「マルチ周波数処理」、ノイズ成分を大幅に抑制する「ノイズ抑制処理」など、「FCR」でもご好評いただいている高度な画像処理機能を搭載。高いX線変換効率との相乗効果で、診断に最適な高画質画像を提供する。
3) 「FCR」と兼用できる制御装置で、省スペース化と最適なワークフローを実現
「CALNEO U」の制御装置である「Console Advance」は、カセッテタイプの「FCR」の制御が可能。1台の「Console Advance」で、「CALNEO U」とすでに導入されている「FCR」の両方を制御することにより、省スペース化が図れる。また、放射線情報システム(RIS)からの患者の検査情報の振り分けや画像処理・送信などの重複作業がなくなり、最適なワークフローを提供する。

5. 主な仕様
X線変換方式 ISS間接変換方式
撮影サイズ 17インチ×17インチ
画素サイズ 150µm×150µm
画像表示時間 約3秒
撮影間隔時間 約9秒
画像処理 規格化処理、階調処理、周波数処理、マルチ周波数処理、ダイナミックレンジ圧縮
画像データ出力形式 DICOM

【お問い合わせ】
富士フイルムメディカル株式会社 
営業推進本部 マーケティング部
TEL 03-6419-8033