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国際モダンホスピタルショウ2009② GE ブースレポート

[ 2009/07/22 ]

GE横河メディカルシステム株式会社
国際モダンホスピタルショウ2009に出展
~今後の中核事業と位置付ける在宅医療ソリューションのコンセプトを国内で初披露~




さる7月15日~17日の3日間、GE横河メディカルシステム株式会社は、東京ビッグサイト(東京・江東区)において開催された 「国際モダンホスピタルショウ2009」 に出展した。展示ブースでは、今年5月に発表した同社の中核ビジネス戦略 「healthymagination(ヘルシーマジネーション)*」 をテーマとして、「院内」 情報ソリューションや 「地域連携」、ならびに 「在宅」 ソリューションのコンセプトなど、院内から在宅へとつながる一連のソリューションが披露された。

医療情報ソリューションコーナーでは、CTやMRIなどの診断装置で撮影した画像に加えて、院内の各部門で発生する多種多様な報告書や手書きカルテのスキャンイメージなどを一元的に参照するクリニカルポータル(iDIR)や診療文書管理システム(CDS)、DICOM画像を詳細に閲覧可能な高機能Web Viewerなどが展示された。また、これらのシステムを導入してフィルムレス化を実現した久留米大学病院の事例も併せて紹介されていた。

地域連携コーナーでは、地方や過疎地での深刻な専門医不足を解決するための1つの解となるインターネットを活用した遠隔読影について、同社のワークステーションを活用して連携を図っている白浜はまゆう病院と京都プロメド株式会社の事例が示されていた。

在宅ソリューションコーナーでは、病院に通う患者や高齢者の自宅における 「健康管理」、ならびに病気やけがの進行を防ぐ 「みまもり」 という、今後同社が注力していく2つの分野のコンセプトが紹介されていた。

「健康管理」 の分野では、家庭での健康管理を促進する業界団体 「Contiuna Health Alliance」 が開発を進めている、在宅健康管理ソリューションのコンセプトが紹介されていた。これは、血圧計・体脂肪計などの測定機器を標準規格でPCと繋げ、それらの測定結果を定期的に医師へ送信することで、院内にいながら在宅患者の健康管理を可能にするシステムである。これによって、長期間にわたる経過観察が必要な慢性疾患患者などに対し、一段と質の高い疾病管理が可能なるほか、在宅患者のQOL向上にも貢献することができる。

「みまもり」 の分野では、高齢者見守りソリューション 「QuietCare」 が参考出展されていた。これは、同社のセンシング技術を応用したもので、自宅内の頻繁に訪れる場所(トイレ、冷蔵庫など)にセンサーを配置し、高齢者の行動パターンの変化を評価して家族や介護者に通知するシステムである。これによって、高齢者のQOLが格段に高まり、離れて暮らす家族の負担軽減に貢献するほか、介護の人手不足をサポートするツールとしても期待されている。このシステムは米英ですでに発売されているが、今後日本での導入も検討されている。


(*) healthymaginationは、世界が直面する深刻な医療問題の真の解決を目指して、このほどGEが策定したヘルスケアに関する新戦略である。2015年までに60億ドルを投じて、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コスト削減、15%の医療アクセス拡充、15%の医療の質向上を実現することを目指している。
ブース全景
ブース全景

在宅健康管理ソリューション
在宅健康管理ソリューション

QuietCare
QuietCare