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持田シーメンスメディカルシステム、循環器領域で最上位機種の超音波診断装置 『ACUSON SC2000』 を発売

[ 2009/06/10 ]

心臓超音波検査の新しいスタンダード(New Paradigm)を目指す
「Echo in a Heartbeat」 : 新のリアルタイム Full Volume Imaging 登場




ACUSON SC2000
ACUSON SC2000
Volume Ultrasound System
持田シーメンスメディカルシステム株式会社は、循環器領域で最上位の超音波診断装置となる 『ACUSON SC 2000(販売名:アキュソン SC2000)』 の販売を2009年6月から開始する。

『ACUSON SC2000』 は、心臓全体の3D画像:Full Volume Imaging(視野角 90°×90°)を、これまでの2D画像と全く同じように連続的にリアルタイムで観察することを可能にした。従来の超音波診断装置でも、視野角を制限すれば3D画像をリアルタイムで観察することは可能であった。しかし、視野角 90°×90°での心臓全体の3D画像の構築には4心拍分のデータを合成しなければならず、真の意味でのリアルタイムとは言えないものであった。

さらに、画像取得には心電図同期や呼吸コントロールが必須となり、心房細動の場合や、重症心不全などで呼吸コントロールができないような患者の場合には、その画像の継ぎ目にアーチファクトが生じてしまい、画像評価や定量評価に大きく影響していた。

これらの問題から、循環器領域においては、他の画像診断装置ではすでに一般的となっている3D画像が、超音波診断装置では依然として一般的ではなく、2D画像の補助的ツールとしての役割にとどまっているのが現状である。これらの現状を打破するために、シーメンスは
“Echo in a Heartbeat” というコンセプトを掲げ、1心拍での Full Volume Imaging を目指して研究・開発を重ねた。そして、ついに完成したのが 『ACUSON SC2000』 である。

『ACUSON SC2000』 の登場により、どのような患者であっても短時間での Full Volume Imaging の撮像が可能になった。従来、さまざまなアプローチから取得していた2D画像も、 Full Volume Data より後から再構築可能であるため、超音波診断装置において問題視されていた客観性や画像の取りこぼしの問題も一気に解決できる。

『ACUSON SC2000』 は、単に1心拍での Full Volume Imaging を実現した訳ではない。視野角 90°×90°、視野深度 16cm の状態で、最大 40volume/sec の時間分解能を実現した。これは、高画質を維持しながら、超音波診断装置のメリットである時間分解能を十分に確保している点が大きな特徴である。

さらに、取得した3Dデータを最大限に活用するために最新の左室容量解析ツールも開発した。この解析ツールでは、左室解析を完全に自動化することに成功しており、解析時間の大幅な短縮はもちろんのこと、左室容量計測の精度や再現性の向上、さらには同期不全の診断にも貢献できるものと期待されている。

心臓を本来の姿で、リアルタイムに観察することで、データの再現性や信頼性を高めるだけでなく、検査時間の短縮により、検者にとっても受診者にとっても優しい検査が提供できる。
真の Full Volume Imaging の登場により、これまで2D画像主体であった心臓超音波検査から、3D画像主体の心エコー図検査への大きな変革が現実のものに近づきつつある。

昨年6月にカナダのトロントで開催されたASE(米国心エコー図学会)で初展示されて以来、国内外の学会で先行発表されており、同社には多数の施設より問い合わせが入っている。日本では2009年6月より 『ACUSON SC2000』 の本格的な販売活動を開始する。


【問い合わせ先】
持田シーメンスメディカルシステム株式会社
マーケティング部
TEL:03-5423-8700
FAX:03-5423-8511