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非侵襲的な心臓突然死発生リスクの予測に関する最新研究結果を発表~ 第13回国際ホルター・ノンインベイシブ心電学会シンポジウムにて ~

[ 2009/06/23 ]
米ハーバード・メディカル・スクール(HMS)のリチャード・ベリエ准教授や杏林大学医学部第二内科学教室の池田隆徳准教授をはじめとする心電学の世界的な専門家グループは、長時間体表心電図(ホルター心電図)を利用した非侵襲的な方法での心臓突然死発生リスクの予測成果を、第13回国際ホルター・ノンインベイシブ心電学会(会長:田邉晃久 東海大学医学部循環器内科 教授)のシンポジウムで発表した。
同シンポジウムのテーマは、「今、心臓突然死はどこまで予測できるのか?(心血管リスクの非侵襲的早期検出)」。従来は困難だった非侵襲的な心臓突然死の発生リスクの事前予測に関する最新研究結果について、日・欧米・アジアの心電学分野における世界的権威6名が紹介した。
先生方は、長年にわたって蓄積された心臓突然死例数千件のデータの発症前の心電図を解析し、T波交互脈(TWA:T-Wave Alternans)やハートレートタービュランス(HRT:Heart Rate Turbulence)をはじめ、遅延電位(LP:Late Potential)、QT間隔延長などから、突然死の原因となる兆候を示す各種波形と心臓突然死発生の相関メカニズムを解明し、心臓突然死を引き起こす条件を抽出。心筋梗塞後および他の心疾患患者に対する、ホルター心電図を利用した非侵襲的な心臓突然死発生リスクの予測を可能にした。
今回のシンポジウムでの6名の先生の発表を通じて、現在植え込み型除細動器(ICD:Implantable Cardioverter Defibrillator)のインプラント適用基準に使用されている左心室駆出率(LVEF:Left Ventricular Ejection Fraction)に、TWAやHRT、LP、QTなどの指標を組み合わせることで、心臓突然死リスク層別の検出確度が高まることが明らかにされた。
今回日本で開かれたこの国際学会には国内外から多くの研究者が集まり、シンポジウムでの発表には活発な質疑応答も行われるなど、ホルター心電図を利用した非侵襲的な心臓突然死発生リスクの予測には、世界の研究者が高い関心を示していることが伺えた。
心電図解析に関する先生方の研究には、GEが独自に開発した長時間心電図解析システムMARS(マーズ)によるTWA・HRT・HRV・QT、運動負荷試験システム CASE(ケース)シリーズによるTWA、安静時心電計(解析機能付き)MAC5500(マック5500)によるLP・QTなどが用いられました。GEは、命に関わる僅かな心電図変化を計測可能な高性能装置を幅広く発売しており、心臓突然死の診断支援に貢献しています。これらの装置を使用することによって、従来からの非侵襲的検査の中で心臓突然死リスクを層別化することが可能となった。

【お問い合わせ】
GE横河メディカルシステム株式会社
広報グループ 松井亜起
Tel: 042-585-9249
Fax: 042-585-9541
Mail: aki.matsui@ge.com