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フィリップス、睡眠に関する最新の調査結果を発表「睡眠障害が健康に害を及ぼすことは真剣に捉えられていない」

[ 2009/05/19 ]
・管理職者の睡眠は、推奨睡眠時間より20%少ない
・不十分な睡眠は、管理職者の健康を損ない、企業のパフォーマンスを妨げる
・睡眠障害を医師に相談する管理職者はほとんどいない
(ロイヤルフィリップスエレクトロニクス2009 年調査より)

株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンは、ロイヤルフィリップスエレクトロニクス(本社:オランダ、NYSE:PHG,AEX: PHI、以下フィリップス)が世界5ヵ国(日本、アメリカ、イギリス、オランダ、ドイツ)の管理職者約2500人に対して実施した、睡眠に関する新しい調査結果を発表した。
それによると、平均的な管理職者の睡眠時間は、多くの専門家が推奨する8時間よりも19%少ないという結果が出ている。そしてこの調査の回答者のうち40%が、世界の経済状況が彼らの睡眠不足の主な原因であると答えている。
調査の回答者の多数(61%)は、睡眠不足が自分の仕事に悪影響を与えたことがあると答えている。また、平均すると、1年のうち6.2日は睡眠不足の影響を受けたとしている。たとえばイギリスでは、年間1人の管理職者につき850ポンド(日本円換算約123,613円)の損失が出ていることとなる。そしてイギリスにおける430万人の管理職者に換算すると、イギリス国内の経済に及ぼす損失は年間で36億3千万ポンド(約5,279億円)になる。
“健康を守るためには、十分な睡眠を確保することが大切です。毎日良い睡眠をとれば、仕事の能率が上がり、決断力・忍耐力にも良い影響をあたえます。逆に十分な睡眠をとらなければ、作業機能・身体機能が損なわれるとともに、判断力の低下を招く。また特に中年以降になると、内分泌・代謝機能や心血管系に悪い影響を与えることもある。人々が健康な日常生活を送るためにも、こうした調査をより大規模なものに発展させ、睡眠の重要性を明らかにする取り組みを進めるべきでしょう”と、東京医科大学 睡眠学講座 井上雄一教授は語っている。
この調査の回答者のうち96%は、睡眠不足が健康に著しい害をもたらすことを認識しており、回答者の29%が問題のある睡眠パターンについて話をしている。そのうち27%は医者に相談しているが、大半の人は友人や家族と話しているだけである。 比較的耳にする睡眠障害であるOSA(Obstructive Sleep Apnea, 閉塞性睡眠時無呼吸)について知っているかを尋ねてみた。閉塞性睡眠時無呼吸とは、睡眠中に気道が塞がれ呼吸障害をもたらす症状で、相対的に若者に多い症状である。日本人回答者の86%は、閉塞性睡眠時無呼吸について聞いたことがあると答えている。

回答者の多く(60%)は、閉塞性睡眠時無呼吸が治療可能な病気であると認識していた。興味深いこに、いびきは閉塞性睡眠時無呼吸の主な症状の1つだが、35%の回答者がいびきは個人的な問題だと考えていて、65%の回答者はいびきが治療を要するような大した問題ではないと答えている。そしてこれは、医者が直面する重要な問題を示していて、人々が症状を認識しなかったり、また医者に相談するほどの重要な問題ではないと思っているために、睡眠時無呼吸や他の睡眠障害は患者がしばしば受診にこないケースとなっている。
この調査は、フィリップスがTNS社に委託し、2009年3月に実施したもの。調査対象者は日本、アメリカ、イギリス、オランダそしてドイツの管理職者で、それぞれの国から約500人ずつ、計2500人の回答がオンラインによって得られている。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 広報部
代表 TEL 03-3740-4561