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GE横河メディカルシステム社製MRIが環境関連の技術で高い評価を獲得

[ 2008/09/03 ]
『Signa HDe 1.5T』
『Signa HDe 1.5T』
GEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム株式会社製の磁気共鳴断層撮影装置(MRI) 『Signa HDe 1.5T(シグナ・エイチディーイー・1.5テスラ)』 がこのほど、GE(ゼネラル・エレクトリック)製の医療機器では初めて、「ecomagination(エコマジネーション)」の認定を獲得した。

「ecomagination」とは、「ecology(エコロジー)」、「economy(エコノミー)」、そして「imagination(イマジネーション)」を掛け合わせた言葉で、GEが2005年に発表した次世代に向けた新しい環境への取組みである。想像力を駆使した環境関連の革新的な技術開発、および比類ない製品やサービスの提供を通して、世界の環境問題を解決することを目指している。この一環で、独自に定めた厳しい基準をクリアした特に環境性能に優れた自社製品やサービスをecomagination認定しており、このほどGEヘルスケアグループとして世界で初めて、同社製Signa HDe 1.5Tがecomagination認定を獲得した。

Signa HDe 1.5Tは、GE横河メディカルシステムが開発・製造し、2005年12月に発売したMRI。日本の医療機関のニーズをクリアした高い品質が全世界で評価され、発売開始から2年半で現在までに世界で400台以上の受注実績を誇る。高性能マグネットや日本独自開発の最先端水冷テクノロジーを採用することで、同装置は従来に比べてエネルギー使用量を約40%削減しながらも、高品質の画像撮像を可能にしている。また、1.5テスラの磁場強度を有するMRIとしては、世界で初めて専用の機械室をなくし、従来に比べて最大20%コンパクトなレイアウトを可能にするなど、日本の臨床現場の声を取り入れ、省スペースと高機能を高い次元で融合している。その結果、約30世帯の1年分の使用電気量に相当する約10万kWhを削減可能なほか、使用する水、電磁石の冷却に使う液体ヘリウムのコストを最大で4割削減できるなど、病院経営にも寄与しる。これらの優れた環境性能が評価され、今回GE製医療機器では初めてのecomagination認定獲得に至った。

Signa HDe 1.5Tの開発責任者であるGE横河メディカルシステム執行役員 技術本部長の星野和哉は、「Signa HDeは、日本のエンジニアが得意とする小型化やシンプルで信頼性の高い設計を駆使して日本のお客様のニーズに合った製品を開発する、というコンセプトのもとで開発された製品です。パワー系の水冷技術や勾配系の能力を最大限に引き出す最適化設計により設置性・信頼性・経済性を向上しつつSignaシリーズの最高水準の画質を維持することに成功しています。今回のecomaginationの認定で、HDeの高い技術が皆様より評価され、更に多くの施設にてこのMRシステムをご使用頂けるのではと思います」と述べている。

またSigna HDe 1.5Tはオリンピックの公式MRIとして、北京オリンピックの選手村の総合病院に2台設置され、参加する全ての選手の健康状態をサポートしてきた。高画質と経済性を両立させたシステム性能の高さと、高画質イメージングを常に追求し続ける企業姿勢が高く評価された。 その他、Signa HDe 1.5Tの洗練されたデザインは、2006年にグッドデザイン賞を受賞、昨年は『Business Week』 誌が主催したデザイン大賞(IDEA 2007: International Design Excellence Awards ’07)を受賞するなど、国内外から高い評価を獲得している。

GEは2005年からecomaginationを推進しており、現在以下の5つの目標を掲げている。
【1.環境技術への研究開発投資を倍増】
環境技術の研究開発に対して、2007年には11億ドルの投資を行い、ecomaginationの研究開発における2010年の年間目標額の15億ドルに近づいた。また、ecomagination認定製品の数を、昨年の45製品から、38%増の62製品に拡大しました。
【2.ecomagination製品からの売上拡大】
2007年には、ecomagination製品・サービスの売上として140億ドルを計上した。GEは現在、2010年までの年間売上目標を、当初の200億ドルから250億ドルに引き上げた。
【3.温室効果ガス(GHG)の排出量削減と企業活動に関するエネルギー効率の向上】
2007年の企業活動によるGHGの排出量は、2004年の基準値から約8%減少した。GHGとエネルギー強度は、2004年比でそれぞれ34%、33%削減され、GHG排出量を1%削減、GHG排出のエネルギー強度を2008年までに30%削減、エネルギー効率を2012年末までに30%向上するという目標を前倒しで達成した。これまでのエネルギーコストの削減額は、約1億ドルに上る。
【4.新たな取り組みとして、2012年までに、全世界での水の使用量を2006年時から20%削減】
飲料、処理、衛生の目的で使用された水と、淡水源からの非接触冷却水を合わせた、GEによる2007年の水の総消費量は、2006年の値から2%減少した。この新たな目標の進捗状況については、今後のecomagination報告書で毎年報告する。
【5.情報公開の継続】
GEは、ecomaginationのWebサイトや広告、顧客やその他のステークホルダーとの関わりを通じて、活動の進捗状況を今後も公開していく。

GEの施設では、エネルギー節約と温室効果ガスの削減に関連し、5,000件以上のプロジェクトが現在進行しており、環境面積要求量の削減に向けたGEの取り組みは、世界中の従業員の注目を集めている。
ecomaginationのホームページはhttp://www.ge.com/ecomagination/jp