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X線多目的イメージングシステム『EXAVISTA』発売(日立メディコ)

[ 2008/08/01 ]
株式会社日立メディコは、「最適な検査環境」「治療を伴う検査における支援機能の充実化」「省スペース・省ランニングコスト」「検査目的に応じたカスタマイズ」をコンセプトにしたX線多目的イメージングシステム「EXAVISTA」を発売した。

1. 開発の目的とシステムの概要
近年、臨床技術の進歩に伴い透視撮影装置は内視鏡装置や超音波装置を併用した治療を伴う検査(IVR)の目的で使用されることが増えてきた。この結果、検査によってはスタッフが無理な体勢を強いられることもあった。また、それぞれの検査において専用システムに匹敵する操作性が要求される一方、X線の低被曝化を含む安全性の観点から、検査に伴うリスクをできるかぎり抑える必要もあった。
このような背景をふまえ、2007年に発売「CUREVISTA」は、ユーザから機能面及びデザイン面で高い評価をいただいている。
X線多目的イメージングシステム「EXAVISTA」は、「CUREVISTA」の流れを汲むVISTAシリーズの第2号機として開発され、「最適な検査環境」「治療を伴う検査における支援機能の充実化」「省スペース・省ランニングコスト」という特長を継承しながら、お客さまの検査目的に応じたカスタマイズが可能などの実用性を向上させた。
 「EXAVISTA」は、第38回機械工業デザイン賞 経済産業大臣賞を初めとした国内外の有力なデザイン賞を受賞した「CUREVISTA」のデザインを継承し、装置全体にラウンドフォルムデザインを採用、配色に明るい黄色を用いることで被験者の心理的負担を和らげる効果を図っている。

2. 製品の特長
(1) 最適な検査環境
1)天板周囲のワークスペースを拡張
支持枠や天板周囲の突起物を極力排除し、ケーブル処理も工夫したことでワークスペースを拡張した。これにより、内視鏡装置や超音波装置などを近くに置いた検査が容易となり、救急時における被検者へのアクセスも大幅に向上した。

2)操作性向上
天板を床面から48cmの高さまで下げることができ、車イスやストレッチャーからの被検者の乗り降り、乗せ換えが容易。起倒動作の高速化を図り健診用システムとしても対応できる。

3)泌尿器科・婦人科検査に対応
天板端から約15cmの位置から透視・撮影像の表示を可能とした。泌尿器、婦人科系の検査において、泌尿器検査ユニットと組み合わせ、術者に無理な姿勢を強いることなく、泌尿器科・婦人科検査専用装置と同等のレベルまで操作性が向上した。

(2) 治療を伴う検査における支援機能の充実化
画像サーバシステムを直接ネットワーク接続し、CTやMRIなど他モダリティの画像を透視像と並列表示することで、病変部の同定を容易にした。また、詳細透視モードにより撮影像と同等の解像度を得ることができるため、細いガイドワイヤやステント、マイクロカテーテルなどの視認性を向上させることができる。
(3) 省スペース・省ランニングコスト
透視撮影台、コンソール、高電圧装置の3つのコンポーネントのみで構成され、遠隔操作卓と画像処理を一体化、近接操作卓にモニタを搭載可能にするなどして省スペースを実現。また、特別な温度・湿度管理は不要であり、ランニングコストを抑えることができる。
(4)検査目的に応じたカスタマイズ
FPDのサイズを(i) 40cm×30cm、(ii) 30cm×30cmの2種類から選択できる。また、検査目的に応じて、モニタ台数、近接操作卓のタイプ(モニター付/無)を選択できるなど、ユーザの検査目的に応じてカスタマイズすることができる。
(5) 「CUREVISTA」のデザインを継承
第38回機械工業デザイン賞 経済産業大臣賞、2007年度グッドデザイン賞、2008年iFデザイン賞(ドイツ)など国内外の有力なデザイン省を受賞した「CUREVISTA」のデザインを継承。VISTAシリーズ機としてX線透視撮影装置のイメージを「CUREVISTA」に合わせるため、フロントマスクとしての前面カバーや湾曲した支柱を採用し、カラーリングも「CUREVISTA」同様としてシリーズ機のイメージを確立させた。
3. 製品名:「EXAVISTA」(エグザビスタ)
4. 価格(標準構成):1億8800万円(システム構成により価格は異なる)
5. 発売時期:2008年7月末
6. 販売予定台数:国内50システム(2008年度)


【このニュースのお問合せ先】
株式会社日立メディコ
広報担当:杉原、貝間 TEL:03-3526-8809
製品担当:小田 TEL:03-3526-8252
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透視撮影台

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コンソール