HOME > 新着ニュース

新着ニュース

日本メドラッド(株)の血管外漏出検知装置 『XDS』 がMedical Design Excellence Awardを受賞

[ 2008/06/25 ]
%E3%80%8EXDS%E3%80%8F.jpg  日本メドラッド(株)が製造販売認証を取得済みのStellant CTインジェクションシステムのオプション機能である血管外漏出検知装置 『XDS』 が、米国にて2008年度Medical Design Excellence Award(MDEA)を受賞した。

 MDEAは、革新的な技術によって医療の質を向上させる医療機器に贈られる賞で、2008年度は33の製品が選ばれた。 『XDS』 は、造影CT検査の安全性をより高めるという理由により、今回の受賞となった。

 『XDS』 は、造影剤注入装置トップメーカであるMEDRAD Inc.( 米国ペンシルバニア州) の最新の研究開発によって誕生した、世界初の高周波ラジオフリークエンシー方式を採用した信頼性の高い血管外漏出検知装置である。

 CT用造影剤の血管外漏出は、静脈内に注入されるべき造影剤が血管周辺組織に漏れ出すもので、200~400例に1例発生すると推定されている。
 CTの造影検査は国内年間530万件行われているが、相当数の患者に血管外漏出が起こっているのが現状である。造影剤の浸透圧は体液の2倍以上と高く、まれに重篤症状を呈することが報告されているが、血管外漏出は、軽度の場合は患者に不快感を与え、重度になると治療・入院を要することもある。『XDS』 は、これらの危険を低減し、より安全な造影CT検査を可能にした。

 高周波を利用して血管外漏出を検知するメカニズムを採用したことにより、精度を高めたのみならず、振動や発汗などによる偽陽性検知を起こしにくい構造となっている。XDSでは血管外漏出を20mL以下で検知し、ほとんどの場合、漏出を5~11mLの間で検知する。また、95%以上と優れた特異性を有しており、今まで患者に被害を生じさせていた造影剤の血管外漏出の多くを防ぐことが可能となっている。なお、発売は2008年9月を予定している。