先輩はメタボである。


2008年10月10日(金)

多摩川の星 01

<第1話>
6+1+1+1<9


20年ぶりに野球をすることになりました。
というのは、地元の同級生たちが集まって、
めでたく野球チームを結成することになったのです。

僕たちが育った町は多摩川の河川敷沿いにあるのですが、
その緑地一帯を合わせて50面近くの野球グラウンドがあり、
地元の小学生はもれなく野球少年というような地域でした。

今回チームを結成するメンバーも、
今でこそ体重の増加や毛髪の減少を抱えてはいるものの、
当時はそれぞれ異なる野球チームに所属し、
互いにしのぎを削った間柄なのです。


しかし、チームのメンバーは現在8名。
しかも、そのうちの1人は女性です。
そして、最近ほとんど運動をしていなかったメンバーもいます。
…僕のことですが。

もしこれが少年漫画であれば、
スーパー転校生がやってきてチームをがらりと変革し、
どこぞの野球大会で優勝でもしかねないシチュエーションです。

しかし、これは現実です。
今後新メンバーがチームに加わるとしても、
同じように各種増減を抱えた同類たちです。
全く華がありません。


そして、2週間程前ですが、
10月13日 (月) に初練習をすることが決まりました。
地元河川敷のグラウンドが取れたそうです。

今回は久しぶりのメンバーとの顔合わせ程度で、
ゆっくりと体を慣らしていこうと思っていた僕ですが、
先日驚愕のメールが入りました。
以下は原文そのままです。


  【題名】 急遽

  13日は練習試合になりました。
  相手は俺の友達のチームだよ。
  会社の上司が助っ人で来てくれるので
  9人揃いました。

  >○○ (僕の名前です)
  いきなり試合だけどいいだろ?


…問題だらけのメール文です。


まず、合流初日に試合を組むという無謀さ。
心の準備ゼロです。

しかも、9人ぴったり。
いきなり退路を断たれてしまいました。

そして、会社の上司が助っ人。
完全に気を遣います。


ここで気になるポイントがあると思います。
なぜ僕だけ名指しで 「いいだろ?」 なんて言われているのでしょうか。

実は、僕以外のメンバーはよそのチームに混ざって、
月に1~2回は練習や試合をしていたそうです。

しかし、僕はグラウンドでの野球は20年ぶりです。
しかも、野球道具を全く持っていないのです。


ユニフォームやスパイクはもちろんのこと、
グローブも、ボールも、バットもありません。
バットは…まあ、いいか。

試合ではあまったグローブを借りるのですが、
合流前は手ぶらです。

手ぶらでジャージにスニーカーです。
完全にコンビニ帰りのスタイルです。
すれ違う人は、僕がこれから野球をするとは
絶対に思わないはずです。


ちょいちょい野球を続けていた30歳6人と、
20年ぶりに野球をする30歳1人と、
交際相手の都合で成田から呼び出された女の子1人と、
年齢、野球経験ともに不詳のビジネスマン。

相手は定期的に活動をしている野球チーム。
こちらは格好もバラバラ。
そして、グローブも持っていないのが2名。


さてさて、どんな第一歩になることやら…




%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC.gif

↑ 青春のダブルヘッダー2試合目です。

コメントを書く

今まで、ここでコメントしたことがない場合は、コメントを表示する前にこのブログの管理者の承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。しばらくお待ち下さい。










 

トラックバックURL