先輩はメタボである。


2008年08月04日(月)

熟練の技

このところ暑い日が続いており、
ハンカチだけでは暑さを凌げません。
そこで、どこでも気軽に風を得るために扇子を購入しました。

お店を3件はしごして、
やっとお気に入りの柄を見つけることができました。

ブルーグレーの布地に蜻蛉の絵が書かれた、
とても涼しげな扇子です。


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その日から人前では、誰も見ていないくせに、
ウキウキ気分で扇子を広げるようになりました。


ある日、電車の中で気持ちよく扇いでいると、
向かいの席に1人のおじさまが座られました。
そして、鞄のなかをゴソゴソと物色し始めたのです。

中から出てきたのは、
使い込まれて味のある扇子です。

片手で小粋に扇子を広げるおじさま。
「ふふん、そんなの僕にもできちゃうもんね。」
心の中でつぶやきました。


そして、数駅過ぎた頃におじさまが立ち上がりました。
その瞬間、僕に衝撃が走ったのです。

なんと、おじさまが立ち上がり様に扇子で膝を打った瞬間、
小気味良い音とともに扇子が美しくたたまれたのです。


「かっこい~!!」
目下、猛練習中です。

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